障害者の方の就労移行支援
アスペルガー症候群やADHDの発達障害は就労支援で仕事が見つかる!

アスペルガー症候群やADHDの発達障害は就労支援で仕事が見つかる!

アスペルガー症候群やADHDは、発達障害に分類されています。改正障害者総合支援法が施行され、障害者手帳を持たない発達障害の人も利用できる福祉サービスが増えています。

ここでは、一般企業に就職したいけれど自信がなくて応募できない、または、就職はできても職場に適応できず転職を繰り返しているという発達障害がある方向けに、自分の障害特性に合った仕事の見つけ方や、就職を応援する就労移行支援事業所の利用法について分かりやすく説明しています。

就労移行支援事業所では、発達障害者がどんなサポートが受けられるのかについて、発達障害のある方はぜひ確認してみることをおすすめします。

チャレンジド・アソウ 広島事業所 / チャレンジド・アソウ 大阪事業所 / チャレンジド・アソウ 新大阪事業所 管理者 サービス管理責任者

監修:池田 倫太郎

株式会社チャレンジド・アソウ立ち上げの中心メンバー。就労移行支援事業、就労定着支援事業、特例子会社の運営を行う。

アスペルガー症候群は発達障害の1つ

アスペルガー症候群は、生まれつき脳の機能障害によって生じる「発達障害」の一種です。発達障害は知的機能全般に遅れがある精神遅滞(知的障害)とは違って、子供が発達していく過程で認知や行動など一部の領域に特徴的なパターン(特性)が現れる障害の総称です。

「アスペルガー症候群(Asperger Syndrome)」という名称は、オーストリアの小児科医ハンス・アスペルガーにちなんでつけられたものです。この名称を初めて用いたのがイギリスの児童精神科医ローナ・ウィングで、論文の中で、人との情緒的な関りの欠如といった自閉症の特性を持ちながらも、知的障害も言語障害もない子供たちを「アスペルガー症候群」として発表しました。

アスペルガー症候群の特徴は3つ組の障害

自ら自閉症の子を持つウィングは、自閉症とアスペルガー症候群は本質は同じスペクトラム(連続体)であると考え、「自閉症スペクトラム(ASD:AutismSpectrumDisorder)」と位置付けることを提唱しました。そして、自閉症スペクトラムの診断基準として次の3つの障害をあげています。これを「ウィングの三つ組」と呼びます。

1.社会性(対人交流)の障害

集団の中で生きていくにはルールを守り、相手に不快感を与えないためにマナーを守ることが必要です。しかし、アスペルガー症候群の人は、子供のころから集団行動に関心がなく、何事も自分の思うようにやるという傾向が強いため、大人になってもルールやマナーの意味がよく理解できません。

たとえば、立食パーティーの場では、ほかの参列者のために自分の取り分を加減するのがマナーですが、アスペルガー症候群の人は好きなものを食べたいだけ食べてしまうため、参列者の顰蹙(ひんしゅく)を買うようなことが多くなります。

逆に、相手に過剰に気をつかう人もいます。約束の時間に2,3分遅れただけなのに何時間も待たせたかのようにひたすら詫び続けたりすることがあります。

2.言語コミュニケーションの障害

自閉症の子供は初語が遅く、3歳過ぎても言葉が出ないなど、言語発達に遅れが見られます。それに対し、アスペルガー症候群は、初語が遅くても話せるようになると人一倍おしゃべりで、ボキャブラリーも豊富です。その多くはテレビや本、辞書などで覚えたものなので、言葉の意味そのものは理解できても、言外のニュアンスや本音を読みとることが困難です。

お世辞や皮肉、社交辞令、冗談、慣用的な言い回し、たとえ話などは通じにくいため、会話が成り立たなくなります。「この仕事は骨が折れる」などと言われると、本当に骨折するのかと心配してしまいます。
婉曲な表現が通じないのは裏表のない素直さの表れともいえますが、その素直さが人を傷つける結果になる場合があります。久しぶりに会った人に「老けましたね」と言ったり、独身女性に「どうして結婚しないんですか?」とセクハラまがいのことを言ったりして憤慨させることも自閉症など発達障害の症状として珍しくありません。

話し方にも特徴があります。無表情で抑揚のない声で話すため、面白い話も面白さが相手に伝わりません。

3.想像力の障害(限定・反復行動)

もう1つの特性は「反復・限定的な行動」です。起床から就寝まで1日のスケジュールを立て、その通りに行動することに強くこだわります。

時間だけでなく、物の配置や置き方にも決まりがあり、本棚の本1冊でも並び方が違っているとパニック状態になることがあります。

これは、いつもと違う状況に置かれると、その先どうすればいいか想像することができず、強い不安に襲われるからです。

変化を嫌い、物事にこだわる特性は、プラス面に現われることもあります。自分の興味のある分野では驚くほどの集中力を発揮し、プロ並みの知識と技術を身に着ける人もいます。

アペルガー症候群は、自閉症スペクトラムと診断されることもある

ウィングの三つ組はWHO(世界保健機関)に受け入れられ、「ICD-10(国際疾病分類第10版)」とアメリア精神医学会の「DSM-4(精神疾患の診断・統計マニュアル第4版)」にアスペルガー症候群の診断基準として掲載されました。

2013年に「DSM」が第4版から第5版に改定された際、「自閉症」「高機能自閉症」「アスペルガー症候群」という分類はなくなり、「自閉症スペクトラム」に統合されました。そのため、アスペルガー症候群ではなく自閉症スペクトラムという診断名を用いる精神科医が増えてきています。

しかし、アメリカ以外の国ではICD-10を用いているところが多く、現在もアスペルガー症候群という診断名が使われています。厚生労働省でもICD-10を採用しているため、この記事でもアスペルガー症候群として説明します。

アスペルガー症候群の人が仕事に就いても長続きしない理由は?

発達障害の中でもアスペルガー症候群の特性は、乳幼児期に出現し12歳ごろまでに顕著になります。しかし、特性の現れ方には個人差があり、また、年齢によって微妙に変化するため、子供のころは「ちょっと変わった子」「不思議な子」と思われる程度で、アスペルガー症候群とは親にも教師にも気づかれないまま大人になる人が少なくありません。

このようなケースを最近は「隠れアスペ」と呼ぶ人もいますが、本人も集団に入れないことを寂しいとは思わず、マイペースで過ごしているところがあります。思春期になると「みんなとどこか違う」という自己の異質性を認識して、「こんなに頑張っているのにうまくいかない」と生きにくさを感じ、自己否定感と強めることになります。それでも、アスペルガー症候群の人は知的能力が高く、成績もよいので、自分なりに工夫して高校や大学を卒業していきます。

しかし、大学生とは違い、大人になって就職して社会に出ると状況は一変します。アスペルガー症候群の人は、仕事場で「挨拶ができない」「無断遅刻や無断欠勤をする」「ちょっとした仕事も納期に間に合わない」といった職場不適応を起こして、1年足らずで解雇、または仕事を辞めるケースが少なくありません。

挨拶ができない、無断欠勤、こだわりが強いなどはアスペルガー症候群の特性によるもので、自分ではそれがビジネスマナーに反することで会社に損害を与える行為であるという認識はほとんどありません。そのため、転職しても同じような失敗を繰り返してしまい、1つの会社に定着することが難しくなります。

また、得意な領域と苦手な領域がはっきり分かれるのも発達障害やアスペルガー症候群の特性です。得意なことではだれにも負けないほど完璧に仕上げることができますが、苦手なことに関しては自分では頑張っているつもりでも成果が上がらず、苦労することが多くなります。

うまくいかないのは努力が足りないからではなく特性によるものですから、「この仕事は自分には向いていない」と割り切ることも必要です。

アスペルガー症候群に向いている・向いていない仕事 

発達障害の1つアスペルガー症候群の人は、マニュアル化された仕事や一人でできる仕事は苦もなくやり遂げることができます。論理的で規則性のあるプログラミングや機械関係も得意分野です。

世間一般の常識を求められるとストレスになることが多いので、常識にとらわれない自由な発想が歓迎される仕事や企業が適している人もいます。また、数千年間にわたる統計に基づいた西洋占星術や四柱推命などの占いの世界で活躍している人もいます。

向いている仕事 向いてない仕事
エンジニア・プログラマー、各種デザイナー、研究者、大学教授、会計士、校閲者、書類管理、占い師、在庫管理、動物調教師など 同時に複数の作業をこなす仕事(レジ係、コックなど)、臨機応変な対処の仕方が求められる仕事(ツアーコンダクター、看護師、受付係、電話オペレーターなど)

アスペルガー症候群の偉人・有名人:アインシュタイン、ビル・ゲイツ(マイクロソフトの創業者)、黒柳徹子、米津元帥、ミッツマングローブ 

ADHD(注意欠如多動性障害)も発達障害の1つ

ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略語で、「注意欠如多動性障害」と訳されています。以前は「欠陥」と訳されていましたが、「欠陥」には差別的な響きがあるとして「欠如」と表現することが一般的になっています。

ADHDもアスペルガー症候群と同じ発達障害の一種で、脳が発達する過程で行動や運動をつかさどる部分が障害されてさまざま特性が出現し、それが生涯続くものです。

ADHDの場合は、運動や意欲、学習などに関わるドーパミンやノルアドレナリンなどの神経伝達物資が不足していることも発達障害の発症に関連していると考えられています。

ADHDは3つのタイプに分けられる

ADHDは「不注意」「多動性」「衝動性」の3つの特性を基本とし、どの特性が強く現れているかによって次の3つのタイプに分類されます。

1.不注意型

気が散りやすく、物事に集中できません。忘れ物や紛失物も多く、必要な物を探すために時間のロスが生じ、人より仕事が遅くなってしまいます。与えられた課題を順序立ててこなしていくことも苦手です。

また、人の話を聞いてはいるものの内容を整理して記憶することが苦手なため、結果的に聞いていないのと同じことになりがちです。

こうした不注意が起こるのは、ワーキングメモリーがうまく働かないためという説があります。ワーキングメモリーとは、脳内のメモ書きのようなもので、たとえば、AとBの仕事を指示された場合、AとBを一時的に記憶に留め、先にAを1時間ですませ、その後Bを30分ですませる、というように仕事の段取りをつけたりするときに必要な機能のことです。

ADHDの人は、このワーキングメモリーの容量が狭いために、いろいろな情報を留めておくことができず、忘れ物が多くなったり、聞いたこともすぐ忘れてしまうと考えられています。

不注意型は女性に多く、料理をしてもほかのことに気を取られてしまって仕上げることができないため、食事はコンビニ弁当やデリバリーですませるという事例もあります。

2.多動性・衝動性優勢型

多動性は落ち着きがなく、長時間机に向かっていられません。子供のころは授業中に立ち歩きをしたり、ほかの子供にちょっかいを出したりするため、問題児と見られがちです。

大人になっても長時間机に向かっていることは苦手です。黙って座っていなければならない席で手足をそわそわ、もぞもぞしたりするのも特徴的です。

衝動性は後先を考えずに行動してしまうことで、気に障ることを言われるとカッとなって殴ったり、行列に並んで順番を待つということができず無理に割り込んだりするため、切れやすい子、身勝手な子と見られ、仲間外れにされてしまいます。

大人になってからは高額な商品を衝動買いしたり、何かに駆り立てられるかのように過度に活動的になることもあります。このタイプは、女性より男性に多く見られます。

3.混合型

不注意型と多動・衝動型を併せもつタイプです。このタイプが最も多く、ADHDの人全体の70%を占めるといわれています。ただ、年齢とともに多動性や衝動性は治まっていき、大人になると不注意によるミスや忘れ物が目立つようになります。

ADHDの人が就職しても長続きしないよくある理由

ADHDや発達障害は外見からは障害があるとはわかりにくいため、仕事でミスをすると「やる気がないからだ」などと非難されます。本人は「次は失敗しないように頑張ろう」と思っても同じことを繰り返してしまい、劣等感や無力感にさいなまれて情緒不安定に陥ってしまいます。

そうした日々が続くと、二次障害としてうつ病や境界性パーソナリティー障害、摂食障害などの心の病を併発することがあります。大人の場合は、他者との関わりを避けようとして引きこもり状態になったり、アルコールや薬物に逃げ込んでしまう人もいます。

二次障害はADHDに限ったことではなく、アスペルガー症候群などほかの発達障害にも起こることです。これは、発達障害への対応が不十分だったり間違っていたために引き起こされるものですから、周囲に良い理解者・支援者がいれば、本人は自信を取り戻すことができ、問題は解消できるということでもあります。

ADHDに向いている・向いていない仕事

気が散りやすい、衝動性が強いというADHDの特性は、常に新しいもの・刺激的なものを求める「新規追求性」の表れともいわれます。

単純作業・マニュアル作業の仕事が得意なアスペルガー症候群と違い、新規追求性の強いADHDは幅広い分野に興味を示し、変化のある仕事を好みます。

衝動性や多動性は行動力につながります。また、ADHDには独創的なひらめきがあるので、仕事以外のスポーツや芸術分野で活躍する人もいます。

いっぽう、不注意の特性が強い人は、少しのミスも許されない運転手やパイロットなどは不向きです。自分はADHDのどのタイプかを把握して、自分のプラス面を活かせる仕事を探すようにしましょう。

向いている仕事 向いていない仕事
起業家、芸術家、音楽家、プロデューサー、コンピューターソフトの制作、建築士、デザイナー、記者、カメラマン ミスが許されない仕事(運転手、パイロット、秘書、経理事務、校閲者など)、単純作業、製品検査、工場のライン作業など

ADHDの偉人・有名人:エジソン、スピルバーグ(映画監督)、市川拓司(作家:『いま、会いにゆきます』の著者)、栗原類、真鍋かおり

発達障害の仕事の選び方のポイント

ADHDを含め発達障害者の場合は、得意・不得意の差が大きい傾向にあるので、仕事を選ぶ場合は、まずは自分の得意・不得意なことを洗い出します。

そして、自分の得意なことや長所が生かせる仕事を見つけることが、長く仕事を続けるために重要になってくるのです。

ただし、自分で分析することは難しいことも多いので、発達障害やADHDのサポート実績が豊富な就労移行支援事業所に相談するのが就職成功の近道となります。

就労移行支援事業所については、次のパートで詳しく解説していきましょう。

就労移行支援で自分に合った就職先・職種が見つかる

アスペルガー症候群やADHDなど発達障害のある方は、それぞれが単独で現れている場合は症状も軽く、進学や就職でつまずくということもあまりあまりません。

しかし、アスペルガー症候群とADHDが併存したり、軽度の知的障害を伴う人は人間関係もうまくいかないため「働きたいけど自分は就職できない」と消極的になり、無為な日々を送ることになりがちです。

そのような人に対して、就職するための訓練を行い、就職活動をサポートするのが「就労移行支援制度」です。この制度は、2005年に改正された「障害者総合支援法」に基づいた福祉サービスの一環で、「就労移行支援事業所」が全国に約3,400か所設置されています。

法改正前は、利用対象者は障害者手帳を保有する人に限られていましたが、現在は障害者手帳がなくても医師の診断書があれば利用することが可能です。

トレーニングのカリキュラムは一般教養やビジネスマナー、パソコンスキル、コミュニケーション力の向上などを基本に、その人に必要なスキルを習得できるように各種の講座が用意されています。自立した生活を送るために必要な料理講座や美容講座などを設けている事業所もあります。

利用期間は、トレーニングから就職活動まで2年間、就職後の定着支援が6か月間、計2年半が標準です。定着支援の期間を延長する必要がある場合は、新たに3年間、定着支援を追加することができるようになりました。

この定着支援制度は2018年から始まったもので、実施する事業所が増えてきています。就労移行支援事業所を利用するメリットは数々ありますが、中でも大きなメリットとして3つあげられます。

  1. ハローワークや障害者職業センターなどと提携して、本人の適性に合った職場を探してくれるので、ミスマッチングが生じる確率はきわめて低い
  2. 利用開始時に、本人の課題を整理して利用計画書を作成し、それに基づいてトレーニングを行うため、確実にスキルアップできる
  3. 就職後も支援員が本人と職場の間に立ち、上司には仕事の教え方を助言したり、本人には効率よく働くためのアドバイスをするなど、双方に配慮した支援を行うため、障害のある人は職場に適応しやすく、定着率が高まる

就労移行支援事業所は、スクールに通うように定期的に通所してトレーニングを行うところです。利用を検討する際は、webサイトで調べたり市区町村の福祉課に相談して通いやすそうな事業所を選び、実際に見学したうえで決めるようにしましょう。

転職サイトとの違い

仕事探しや就活で最近よく利用されるのがWEBで簡単に登録できる転職サイトです。

無料で仕事選びから就職に至るまで一貫したサポートを受けられるのが転職サイトですが、中には障害者を対象にした転職サイトもあります。

ただし、転職サイトはあくまで仕事探しのサポートであり、就労移行支援事業所のように発達障害者が一般企業で働くために必要なマナーやスキルを学ぶところではありません。

したがって、なかなか上手く就職が決まらなかったり、内定をもらえても自分が希望する仕事ではなかったりするケースも多く、就労移行支援事業所に悩みを相談してくる方も多いです。

ただでさえ、発達障害者を含め障害がある方は就職してもすぐに辞めてしまうと言われています。

本人の希望と就職する職種や職業にミスマッチが起きないようサポートしてくれるのも就労移行支援事業所の役割です。

また、就労移行支援事業所では、就職後も継続して勤務できるよう定期的にサポートを行ってくれます。

したがって、発達障害者を含め障害がある方が安心して働ける環境を提供また維持してくれるのが就労移行支援事業所を利用する大きなメリットと言えるでしょう。

就労移行支援事業所ってどんな就職サポートをしているの?

就労移行支援は発達障害やADHDを含め障害者向けに仕事探しや就職支援を全般に実施していることはご理解頂けたと思いますが、では実際にどんなサポートが受けられているのか気になる人もいると思います。

そこで、発達障害者やADHDの障害がある方は、就労移行支援事業所でどんなサポートが受けられるのかを紹介していきます。

その前に、まずは就労移行支援事業所を利用するまでの主な流れについて簡単に説明していきます。

就労移行支援事業所のご利用までの流れ

まず、就労移行支援事業所に問い合わせを行い、利用したい旨を伝えます。

その後は発達障害の症状や質問・相談を行ったり、就労移行支援事業所のスタッフからサポートやサービス内容の説明を受けます。

その後は、実際に就労移行支援事業所の現場を見学し、その際はトレーニングを体験することも可能。

もし、就労移行支援事業所が気に入って利用したいと思ったら市区町村の福祉窓口で就労移行支援の受給申請を行います(※障害者手帳や医師の診断書が必要なことも)。

最後に、「受給者証」を発行されたら、就職に向けて就労移行支援事業でのトレーニングがスタートします。

アスペルガー症候群の就労移行支援

就労移行支援事業所では、アスペルガー症候群の方向けには、コミュニケーション能力を養成するトレーニングやプログラムが組まれていることが多いです。

アスペルガー症候群の症状は、コミュニケーションが苦手な方が多いですが、一般企業で仕事をするとなるとやはり必要な要素になってきます。

したがって、仕事する上で必要なコミュニケーションのマナーや作法を学んだり、自分の症状にあった仕事環境を就労移行支援事業所が実施する職場体験などを通じて発見していきます。

また、希望する仕事に就職できるよう、必要な技能や知識を習得できる講座などを開講している就労移行支援事業所も多いです。

ADHDの就労移行支援

ADHDの方には、行動力がある症状を長所として仕事に活かせるようトレーニングに組み込んでいる就労移行支援事業所が多いです。

また、集中が続かない、落ち着きがないとう症状もADHDの特性ですが、まずはビジネスマナーやコミュニケーションなどのトレーニングで企業の仕事に就くことで必要な基礎を学ぶ機会を提供しています。

ADHDは、不注意やミスなど多いため、就労移行支援事業所では就職後も定期的にサポートするなどして長期的に働ける環境づくりを提供していることが多いです。

また、発達障害は症状が一人ひとり異なるため、就労移行支援事業所では自分の特性や希望および長所にあった仕事選びや就職支援を行っています。

【まとめ】就労移行支援はアスペルガー症候群やADHDなど発達障害の人にとって就職への近道

発達障害のある人が仕事に就きにくい、あるいは長続きしにくいのは、自分の障害特性を把握できていなかったり、適性を見極めることができていないために、仕事選びを間違っている傾向があるからです。

就労移行支援事業所では、トレーニングや職場体験(インターンシップ)を通して自分の適性を客観的に見極めることができます。

就職活動に入れば、アスペルガー症候群やADHDの人それぞれの症状や特性に応じた最適な就職サポートが受けられるので、当日は自信をもって面接に臨むことができます。

自分ひとりでは就職活動が難しい発達障害の人にとって、就労移行支援事業所を利用することは合理的で就職へのいちばんの近道といえるでしょう。

チャレンジド・アソウの就労支援の特徴

まずはお気軽にお問合せください。

みなさんに安心してご利用いただくために、チャレンジド・アソウでは事業所見学や体験利用をおすすめしています。
実際にご自身の目で事業所の雰囲気やプログラムを
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