障害者の方の就労移行支援
就労移行支援はハローワークとどう違う?就労支援のサポート範囲やメリットなどをご紹介

就労移行支援事業所はハローワークとどう違う?メリットとデメリットを解説

就労移行支援事業所はハローワークとどう違う?メリットとデメリットを解説

うつ病や適応障害などの精神疾患や、ADHDなどの発達障害のある方が「働きたい!」と思った時に頼れるところに「ハローワーク」と「就労支援サービス」があります。

就労支援サービスには「就労移行支援」と「就労継続支援A型」「就労継続支援B型」の3つがあります。

今回は一般企業への就職を目指せる「就労移行支援」と「ハローワーク」の違いについて、ご案内します。

チャレンジド・アソウ大阪事業所
職業指導員

監修:野村 一美

短期大学卒業後、一般企業の経理・総務・
人事・営業職を経験。その後、
以前から興味があった福祉に前職から携わることになり、計画相談員として従事しておりました。

トータルサポートを受けたいなら就労移行支援を頼ろう

トータルサポートを受けたいなら就労移行支援を頼ろう

「ハローワーク」と「就労移行支援」の詳細については後ほどご紹介しますが、「自分に向いている仕事で、特性への配慮を受けやすい職場で働きたい」方には、就労移行支援がおすすめです。

就職はゴールではなくスタート。
働き始めてから体調を崩したり、大きな職場トラブルを起こすことなく安定して働き続けることが大切です。

そのためには「体調・生活リズムの安定」「自身の適性・特性の把握」「就職活動」「就職後の職場環境調整」が大事になります。

ハローワークは「就職活動」に特化している一方で、その他のサポートは充実していません。

チャレンジド・アソウの就労移行支援では、就職前から就職後まで一貫してサポートします。

就職率は85.7%とハローワークの約2倍高く、離職率は0.7%と多くの方が就職し、安定して働き続けています。
※ハローワークの就職率42.9%(「令和3年度 ハローワークを通じた障害者の職業紹介状況」参照)

チャレンジド・アソウにご興味ある方は下記よりお問い合わせください。

詳しく知りたい方は
資料請求へ簡単30秒!

ここだけの情報もたくさん
高い就職率の秘密とは??

ハローワークとは?

ハローワークとは
ハローワークは正式名称を公共職業安定所といい、厚生労働省が所管する仕事の情報提供窓口です。

仕事探しや失業手当の申請のイメージが強いかもしれませんが、仕事を探している求職者と人を雇いたい事業者の双方へ下記のようなサービスを提供しています。

  • 情報提供
  • 事業者による求人申し込み
  • 求職者による求人への応募
  • 雇用保険手続き
  • 就職活動の相談

またハローワークでは、障害や疾患のある方向けのサービスもしています。
ご相談者の状況に応じて、地域障害者職業センターや障害者就業・生活支援センター、就労支援事業所をご紹介することもあります。

ハローワークのメリットは豊富な求人数

ハローワークを利用することのメリットは、ほかの求人媒体と比較して求人情報が圧倒的に多いことです。

民間の求人サイトや求人雑誌に企業が求人掲載をしようと思うと、掲載料や採用時の成果報酬などの費用が発生します。

その一方でハローワークは公的機関なので、企業は無料で求人を掲載できます。そのため他の求人媒体よりも求人数が豊富になりやすい特長があります。

またハローワーク主催による合同企業説明会・面接会が開催されることもあります。
合同企業説明会ではその場で面接を受けることもできるので、書類選考が通らないとお悩みの方には貴重な機会になります。

ハローワークのデメリットは主体性が必要なこととサポート範囲が限られること

ハローワークでは、就職活動の相談に乗ってくれたり、求人情報の提供をしてくれます。
しかし、あなたの就職活動をリードしてくれるわけではありません。

書類作成や面接対策、選考状況の管理などは自身が主体となって行う必要があります。

一方でチャレンジド・アソウの就労移行支援では、「体調管理」や「職業訓練による適性・特性の把握」「応募書類の作成や面接対策、面接同行」「内定時の業務調整」「お仕事開始後の職場環境調整」などの多様なサポートが受けられます。

しかしハローワークでは「就職相談」と「求人情報の提供」が主であり、企業面接への同行などは行いません。

ハローワークと就労移行支援は併用可能!

ハローワークと就労移行支援は、どちらかしか選べないものではありません。
就労移行支援とハローワークを同時に利用することができます。

たとえばチャレンジド・アソウの就労移行支援を利用しながら、ハローワーク主催の合同企業説明会・面接会に参加することもできます。

チャレンジド・アソウは地域支援を大切にしており、ハローワークはもちろん医療機関や障害者職業センターなどとも連携しながらサポートしています。

就労移行支援は福祉サービスであり、費用は国や自治体が負担するので9割以上の方が無料で利用しています。

自己負担の有無は、前年の世帯収入によって異なります。
ご自身が無料で利用できるかを確認したい方は、アソウまでお気軽にご相談ください。

就労移行支援とは?

就労移行支援とは

就労移行支援とは、障害者総合支援法に基づく福祉サービスです。
法に基づくサービスなので支援内容の大枠が規定されており、主に以下のようなサービスを受けられます。

  • 職業訓練による就労に必要な知識やスキルの習得
  • 自身の特性・適性の把握
  • 企業での職場実習
  • 就職活動の支援
  • 就職後の職場定着サポート

職業訓練から就職活動支援、就職後の職場定着サポートまでを一貫して受けられ、生活面での相談もできることが特徴です。

障害者手帳のありなしに関係なく利用できます。

メリットは働く準備を整えてから就職できること!

就労移行支援事業所を利用するメリットは、実際の仕事の場面で役立つ知識やスキルの習得訓練が受けられることです。
職業訓練や職場実習を通して下記のような知識やスキルが身につきます。

  • ビジネスマナー
  • パソコンスキル
  • 事務スキル
  • 作業スキル
  • 対人スキル

これらの知識やスキルが身につくため就職後は自信を持って仕事に励めます。
また訓練を通して自分の仕事への適性や、向いている仕事の具体的な内容がわかることも特徴です。

デメリットは就労移行支援事業所も玉石混交なこと

就労移行支援事業所は全国にありますが、実績のある事業所とそうでない事業所が二極化している傾向にあります。

厚生労働省によると、一般企業への就職者がなし(0人)の就労移行支援事業所が3割(30.5%)あります。
平成29年4月調べ

そのため実績のある就労移行支援事業所を選ぶことがおすすめです。

チャレンジド・アソウの就労移行支援の就職率は85.7%と高く、就労継続率も99.3%と多くの方が働き続けています。

詳しく知りたい方は
資料請求へ簡単30秒!

ここだけの情報もたくさん
高い就職率の秘密とは??

就労移行支援とハローワークの違い

ハローワークと就労移行支援事業所の違いは支援の一貫性といえます。

就労移行支援事業所のサービスは広い意味での就職活動と就職後のフォローですが、ハローワークのサービスは狭い意味での就職活動であるからです。

両機関のサービスの違いとして下表がご参考になりますと幸いです。

ハローワーク 就労移行支援
職業訓練 ×
特性・退職の把握 ×
企業実習 ×
求人情報
就職活動支援
内定先との業務調整 ×
職場定着サポート ×

ハローワークのサービスは求人情報の紹介と就職活動支援のみです。

一方、就労移行支援事業所のサービスは職業訓練から就職活動支援、就職後の職場定着サポートまで行っていて、「働く」こと全般への一貫した支援を受けられます。

そのため、「自分に向いている仕事で、特性への配慮を受けやすい職場で働きたい」方には、就労移行支援がおすすめです。

またアソウの就労移行支援なら、応募先企業ごとの書類作成サポートや面接同行などのサポートも受けられます。

就労移行支援ならチャレンジド・アソウ


就労移行支援事業所チャレンジド・アソウは、内閣総理大臣も務めた麻生太郎氏の曾祖父が創業した麻生グループの1社です。

医療・教育・人材などで日本経済を支えてきた麻生グループ110社の企業ネットワークを活かして、あなたに合った仕事探しと継続就労をサポートします。

アソウの職業訓練では、大学教授やパラリンピック金メダリスト、専門学校講師などが監修する実践的なプログラムが受けられます。

プログラムには体力回復や生活リズム改善に役立つ「CCフィットネス」や、自分に向いている仕事がわかる「しごトレ」、また基本的な事務スキルやWord、ExcelやPowerPointの使い方のみでなく、簿記やデザイン(illustratorやPhotoshop)、プログラミング(HTMLやCSS)など興味のある専門的知識も身に付けられる「eチャレ」などがあります。

事務職の就活に役立つパソコン資格の合格率は90%と高く、受験もアソウの事業所内でリラックスして受けられます。

また心身や生活リズムが回復し、スキルを身に付けても、実際に働くとなると不安な方も多くいます。その不安解消のため、麻生グループ内110社や連携企業で職場実習を取り入れています。
「失敗しても大丈夫な環境で実際の業務を体験し、働く自信を取り戻せた」と好評です。また、職場実習からそのまま採用されるケースも多々あります。

就職活動では応募書類作成サポートや面接練習はもちろん、実際の面接にも同行可能なので「面接が苦手」「うまく自己PRできるか不安」な方も安心して就活できます。

そして内定獲得時には適切な業務内容や働き方ができるように、企業と交渉します。
たとえば最初から週5日8時間のフルタイム勤務ではなく週3日4時間の短時間勤務から始めたり、平日日中の通院への理解なども得られるようにサポートします。

実際に働き始めてからも定期面談を実施し、働くなかでの不安や困りごとを1人で抱えずにご相談いただけます。
状況改善に向けて企業と掛け合うなど、働きやすい環境づくりをサポートします。

このような「体調・生活リズムの安定」「自身の適性・特性の把握」「就職活動」「就職後の職場環境調整」などのサポートにより、就職率85.7%・離職率0.7%と多くの方が就職し、安定して働き続けています。

アソウの就労移行支援に少しでもご興味をお持ちいただけましたら、お気軽にお問い合わせください。

あなたとお会いできる日を楽しみにしています。

まずはお気軽にお問合せください。

みなさんに安心してご利用いただくために、チャレンジド・アソウでは事業所見学や体験利用をおすすめしています。
実際にご自身の目で事業所の雰囲気やプログラムを
確認してみませんか?

※ご家族の方もお気軽に
お問い合わせください。

通常ページのCTA