「就職しても自分にあわない仕事だったら・・・また転職しちゃうな」と仕事探しで悩んでいるうつ病の方はいませんか。
転職・就職活動で悩んでいるうつ病の方には、障害福祉サービスの就労移行支援がおすすめです。
この記事では、うつ病の方の仕事探しで利用できる就労移行支援について、下記のようにまとめてみました。
- うつ病の原因や症状
- 就労移行支援を利用した仕事探し
- おすすめの就労移行支援事業所
この記事を読めば、就労移行支援のサービス内容が理解できて、うつ病の方は悩まずに自分にあった仕事が探せ、転職・就職活動に成功できますよ。
それでは、うつ病の原因・症状や就労移行支援を利用した仕事探しについて一緒に確認していきましょう。
うつ病の方の仕事探しには就労移行支援の利用がおすすめ!
うつ病の方は就労移行支援を利用することで自分にあった仕事をみつけられます。
なぜなら、後ほど詳しく解説しますが、就労移行支援事業所のスタッフがサービス利用者に適した仕事を一緒に探してくれるからです。
例えば、就労移行支援の利用前だけではなく利用中も、しっかりとサービス利用者について確認し理解してくれます。
そのため、サービス利用者一人ひとりにあった仕事がみつかり、転職・就職活動に専念できるのです。
うつ病の方の就労移行支援を利用した仕事探しをより理解するためにも、まずはうつ病の原因や症状についてみていきましょう。
うつ病とは?原因や症状の理解が大事
うつ病とは気分の状態が正常の範囲をこえる気分障害の一つです。気分が落ち込み何もしようとは思わない状態になり、精神症状だけではなく身体症状もみられます。
ただ、治療法がある疾患のため、医師の診断どおりにしっかり治療することが大事です。
精神的ストレスや身体的ストレスが原因になることも
「うつ病は精神的なストレスが原因」と思われているかもしれませんが、現代医学でも発症の原因は完全には解明されていません。有力とされている発症原因としては下記のものがあります。
- 精神的ストレス
- 身体的ストレス
- 楽しい喜ばしい出来事(進学、結婚、就職、昇進)
- そのほか(体の疾患、内科治療薬)
発症の原因がストレスだけではないため、普段と違う状態が続いたら無理しないで早めに通院することが、うつ病に限らず疾患の早期発見・早期治療に繋がります。
精神症状だけではなく身体症状も
うつ病には自覚症状と周りの方が気づく症状があります。
うつ病の自覚症状
うつ病はとてもつらい疾患で様々な症状が特徴といえます。うつ病の自覚症状は下記のとおりです。
- 気分が一日中落ち込む
- 好きなことを楽しめない
- 眠れない
- 寝すぎる
- 体が重い、だるい
上記のような精神症状だけではなく身体症状も多くあることが特徴です。
周りの方が気づくうつ病の症状
うつ病は本人だけではなく周りの方が気づける疾患といえます。周りの方が気づくうつ病の症状は下記のとおりです。
- 以前より表情が暗い
- 自分をせめる傾向がある
- 反応が遅い
- 落ち着きがない
- 飲酒量の増加
自分だけではなく周りの方もうつ病の症状に早く気づければ、早めの治療につなげられます。
うつ病の治療法とは
うつ病は治療法がある疾患です。主なうつ病の治療法として下記の二つがあります。
- 薬物療法:抗うつ薬
- 精神療法:支持的精神療法、認知行動療法、対人関係療法
上記の治療法は継続することが大事です。自分の判断で治療を中止しないで、主治医の指示に従って治療をしてください。
うつ病にとって大事なこと
実はうつ病の治療法と同じぐらい大事なことがあります。それは心と体を休めることです。なぜなら、うつ病は心身のストレスが原因と考えられる疾患であるからです。
会社や学校を休んで心身をしっかり休める状況を作りましょう。そのためにも、職場に理解してもらい仕事を調整することも休養するためには大事です。
また、うつ病から回復し転職・就職活動で仕事を探すときも、勤務時間や勤務日数などの心身に無理がかからない雇用条件がポイントになってきます。
就労移行支援を利用すれば自分にあった仕事がみつかる!
冒頭で述べたとおり、うつ病の方の仕事探しには就労移行支援の利用がおすすめです。
なぜなら、就労移行支援事業所のスタッフが心身の状態をしっかり把握して、うつ病の方にあった仕事を一緒に探してくれるからです。
この章では就労移行支援のサービス内容や同サービスがうつ病の方に向いている理由について解説します。
就労移行支援とは?
就労移行支援は一般企業への就職を希望する方が、仕事に必要な職業訓練や就職活動のサポートなどを受けられる障害福祉サービスです。
利用期間は原則2年間で事業所に通って訓練を受けます。就労移行支援の利用対象者は下記のとおりです。
- 雇用が見込まれる方
- 障害者(障害者手帳保有者、自立支援医療受給者証を保有する方など)
- 18歳以上65歳未満の方
就労移行支援の利用は障害者手帳の保有者以外の方も利用できます。
ただ、障害者雇用での就職を考えた場合、障害者手帳が必要になってきます。
急ぐ必要はないため就労移行支援の利用後に、事業所スタッフへ相談することをおすすめします。
就労移行支援で受けられるサービス
就労移行支援では実に様々なサービスを受けられます。就労移行支援のサービス内容は下記のとおりです。
- 職業訓練:障害の理解、ビジネススキル(パソコン・事務・マナー)、コミュニケーションスキル
- 職場体験:企業で実際の仕事を体験する
- 作業活動体験:事業所内での仕事体験
- 就職活動のサポート:適職診断、求職登録、履歴添削、面接訓練
- 就職後のサポート:就職後6ヵ月間にわたり職場・自宅での面談
サービス利用者の状態を確認しながら上記のサービスをすすめるため、うつ病の方も安心して訓練に励めます。
就職だけではない就労移行支援の特徴
就労移行支援を利用すればうつ病の方にあった仕事をみつけられます。
なぜなら、就労移行支援事業のスタッフがサービス利用者一人ひとりをしっかり理解して支援するからです。
事業所スタッフは利用前の段階で、サービス利用者の日常生活や障害・疾患、対人関係などの様々な点を確認します。
また、利用中も何に困っているか、何が得意なのかなどをしっかり確認して支援します。
そして、利用中の訓練の様子や本人の要望を確認しながら、うつ病をはじめとしたサービス利用者が無理なく働ける仕事を探していくのです。
なお、訓練では実際の仕事を体験しながら、仕事の向き不向きの判断もできますよ。
職場に定着できるように就職後のサポートがある!
就労移行支援は就職後の職場定着をサポートします。なぜなら、職場で安定して働き続けてこそ就職することの意味があるからです。
就職活動サポートを担当する就労支援員が職場定着サポートも引き続き担当します。職場定着サポートの内容は下記のとおりです。
- サポート期間は就職後6ヵ月間
- 自宅や会社へ就労支援員が訪問し面談
- 問題解決のために就労支援員が会社と交渉する
就職しても事業所で相談に乗ってくれた顔なじみの就労支援員がサポートしてくれるため、入社後の慣れない環境での不安なときも安心して働けますよ。
チャレンジド・アソウならうつ病の方の支援実績が豊富!
仕事選びでどの就労移行支援事業所を利用すればよいか迷っていたら、チャレンジド・アソウをすすめます。
なぜなら、チャレンジド・アソウはうつ病をはじめとした精神疾患のある方の支援実績が豊富にあるからです。
例えば、チャレンジド・アソウのサービス利用者全体の70%以上が精神障害者保健福祉手帳を持つ方です。
また、うつ病だけではなく適応障害や強迫性障害、双極性障害、発達障害などの方の利用実績もあります。
そして、チャレンジド・アソウの利用を終了した多くの方が、事務職や作業員などの自分にあった仕事に就いて活躍しています。
就労移行支援事業所選びで迷っているうつ病の方は、ぜひチャレンジド・アソウに問いあわせてみてください。
まとめ
うつ病の方が仕事を選ぶときはうつ病についてしっかり理解することが大事です。そして、自分にあった仕事を探すときは、就労移行支援事業所を利用しましょう。
なぜなら、就労移行支援事業所は一人ひとりをしっかり理解してくれて、一緒になってうつ病の方に向いている仕事を探してくれるからです。
また、仕事探しだけではなく、職業訓練や就職後の職場定着のサポートもしっかりしてくれますよ。