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【広島駅前事業所】第3話 花よりトマト

【広島駅前事業所】第3話 花よりトマト

※今年度から庶務でも事務でも作業系でも、就職後にSNSの発信が業務に入る場合があるので訓練に取り入れる事になりました。

こんにちは訓練生Sです。

 

かつて、ジャガイモは食用ではなく、観賞用として、育てられていたらしい。

あの例の台詞で有名な、悲劇の王妃こと、マリーアントワネットは、ジャガイモの花を、帽子に飾ったと記録が残されている。

観賞用の植物から、栽培が始まった植物繋がりだと、トマトも、昔は観賞用として、栽培されており、日本では、唐茄子と呼ばれていて、明治以降に、ようやく食べれるようになったとか。

ちなみに、アメリカで【トマトは野菜or果物裁判】が起きた話は、ここでは割愛することにする

さて、前回も語った通り、アソウのトマトは、背を越すまでに成長した後、とうとう、黄色く、可憐な花を咲かせた。

しかも、その花は一つだけはなく、三つの苗に、いくつかの花が咲いていたのだ。

そんなトマトの花を見た瞬間、私は、少しだけ、夏が来るのも悪くはないと思った。

あと、窓側が華やかになったような気がした。

何はともあれ、トマトの花が咲いたことに対し、私は、一安心するのと同時に、その花が、どの花よりも可愛く感じた。

でも、トマトの花は、他の花よりも派手ではないため、薔薇や、スイートピーの美しさには、敵わないだろう。

けれども、トマトの世話をしている、私にとって、トマトの花は、薔薇よりも力強く、スイートピーよりも綺麗だった。

それと同時に、世間が猛暑だの、地球温暖化などと、人間が騒いでいても、それがどうしたと言わんばかりに、大きく成長したミニトマトが、可愛い花を咲かせているのを見ていると、毎日の水やりが、報われたような気がした。

やっぱり、自分自身が育てている植物が、綺麗な花を咲かせるということは、嬉しいものなのだと、改めて、私は実感した。

こんな感情を持てたのも、私が、園芸係をやっているおかげなのかもしれない。

そういえば、このブログを書くために、トマト関係のことを調べていた時、私は、トマトに花言葉があることを知り、驚いた。

何でも、トマトの花言葉は「感謝」らしく、そのことを知った私は、何となく、この野菜にして、あの花言葉ありだなと思い、納得したのだった。

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