こんにちは。チャレンジド・アソウ博多事業所の山本です。
日々、訓練生が就労に向けてトレーニングする姿を見ているといろいろなことに気づきます。その中で「もったいないなぁ」と思うことがあります。
皆さん障害を抱えているので、何かしら苦手なことはあります。
でも「自分は障害があるから○○はできない」と思っています。
これは、その方だけが悪いのではなく、そう思わせてしまった周囲の人達や環境にも原因があるのかもしれません。
・計算が出来ないことを引け目を感じた・恥ずかしかった
・言われた通りに出来なくて叱られた
・時間が掛かるので、もうやらなくて良いと言われた
子供の頃からこんな嫌な思いが続くと、「どうせできない」と思うようになるもの仕方がないかもしれません。でも、本当はできることまでできないと思い込んでいませんか?
たとえば計算。
学校のテストで暗算ができなくて嫌な思いをしたとします。
でも職場は学校ではなく、仕事は期末試験ではありません。
暗算ができなくても、電卓で計算できれば大丈夫です。
苦手意識から「私は計算ができません!」と拒否するのではなく、「計算は計算機を使ってもよければできます」とプラス思考で考えられるようになったら良いですね。
計算に限らず、自分のできないことをどうカバーできるか?に目を向け、「こうすればできます!」というアピールポイントに変えるくらいの気持ちでトレーニングに臨みましょう!
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