博多ブログ
インクルーシブ防災

インクルーシブ防災

こんにちは。チャレンジド・アソウ博多事業所の山本です。

来月で東日本大震災から10年となる今、また東北で地震がありましたね。
私は宮城県に知り合いがいて、震災後の津波の跡地を見たこともあるので、ハラハラしながらニュースにくぎ付けになりました。
幸い、10年前のような大きな被害はなかったようで、知人も無事でした。

その東日本大震災では、障害者手帳を持つ方の死亡率が全住民の死亡率の2倍であったとの報告があります。大災害において、支援が必要な方にどれだけ支援の手が回らなかったのかを物語っていると思います。
障がい者や高齢者の方々が取り残されることがないよう、行政では色々な対策がとられ、新たな仕組みが生まれているようです。

そうして「インクルーシブ防災」という、障がい者を含むあらゆる人の命を支えようという考え方が生まれました。
災害の被害を最小限に抑えるには、行政による「公助」に頼るのではなく、地域住民による「自助」・「共助」が大事であるという考えによるものでもありますが、そもそも昔の日本は地域での支え合いが活発であったことが、障がいを持つ人や高齢者の生活を支えていたように思います。

都会では近隣の住民との交流が減っていき、地域福祉の存在が希薄になることで一人暮らしの障がい者や高齢者への支援が届き難くなっています。
誰もが身近で生活する色々な人たちの存在を知り、関心を持ち、災害などいざという時には手を差し伸べる世の中に戻ったらいいですね。

また、自治体によっては「避難行動要支援者名簿」といったものを作成し、地域の民生委員などに提供することで、災害時に円滑な支援活動が行える体制づくりを行っているようです。

地震や台風など天災が多い日本。
「いざという時には誰かが助けてくれる!」
そんな風に誰もが安心して生活できる日本を、みんなで作りましょう!

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