ある土曜日の朝日会館での出来事。
今回の特別トーク講座のゲストに来てくれたのは、就職してもうすぐ１年になる卒業生のＫさん。 事前に「なんでも聞くけどいいかな？」と聞いたときはどうぞと言ってくれたけど、そもそも静かなＫさんなので、私との会話が続くかなと少し心配だったのです。
ところがいざ始まってみると、現在と過去を行き来し良かったことそうでないこなど振り返りながら、その時々の自身の思いや考えをたくさん、飾らずそのまま誠実に伝えてくれたのです。
訓練のこともよく覚えていて、今も意識してしっかりと取り組まれていました。インタビューをしていた私も何度も心を動かされていたのですが、特に「考えていたら考えすぎて動けなくなるから、考えるより行動する」の言葉は心に刺さりました。
Ｋさんと話していると、その心の奥に、そう、鬼滅の刃で言うと、精神の核ってやつですか！？炭治郎のように、とても澄んだ世界があるのを感じます。ご自分では「心の中身は、（我妻）善逸だと思う」と言われ、それもわかる気がしますが（笑）。 語ってくれた考えに至るまでには、定着支援面談の時間では全く足りない、語りつくせぬ葛藤があったことを感じました。
そしてＫさん、あなたも私も訓練生もですが、まだ人生は旅の途中。これからも予期したこと予期せぬこと、いろいろと起こるでしょう。そのとき、その出来事はよくないことだ！と思っても、良くないと決めつけず、とらえ方を変えて良い面を探すこと、そんな気持ちで、生きていったらいいのですね。励まされます。
Ｋさん、ほんとうにありがとう。
来週のおすすめ見学日
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