障害者の方の就労移行支援
障害者福祉の仕事がしたい!就労移行支援事業所の採用試験や求人情報を解説

【就労移行支援事務所で働きたい方に向け】採用のためのポイントや求人情報をまとめ

障害者福祉の仕事がしたい!就労移行支援事業所の採用試験や求人情報を解説

「就労移行支援事業所で障害者支援をしたいけど、応募しても採用されるかな・・・」と不安になっている方はいませんか?もし、就労移行支援事業所に採用されるポイントがあれば知りたいですよね。

この記事では、就労移行支援事業所に採用されるためのポイントを、下記の3つにまとめてみました。

  • 就労移行支援のサービス内容
  • 採用試験で内定を得る方法
  • 障害者福祉業界の現状

この記事を読めば、採用されるためのポイントを把握できるだけではなく、就労移行支援のサービス内容や障害者福祉の現状も理解できますよ。

それでは、就労移行支援事業所に採用されるためのポイントを確認していきましょう。

就労移行支援事業所に採用されて障害者福祉の仕事をしよう!

就労移行支援事業所から内定を得るためには、採用試験でのポイントを把握することが大事です。

なぜなら、詳細は後ほど解説しますが、ポイントを把握すれば採用試験でしっかりアピールできるからです。例えば、未経験者のアピール方法や研修受講によるアピールなどがあります。

採用試験でのポイントを理解するためにも、まずは就労移行支援について確認しましょう。

就労移行支援とは障害者にどのような支援をするの?

就労移行支援とは障害者にどのような支援をするの?

就労移行支援事業所に採用されるためにも、就労移行支援についての理解が大事です。この章では就労移行支援のサービス内容と働いているスタッフの仕事内容を解説します。

就労移行支援は障害者の就職活動を支援するサービス

就労移行支援は障害者が事業所に通って就職活動支援を受ける通所系の障害福祉サービスです。

2年の利用期間の中で、主に障害者雇用での就職を希望する障害者に対して下記のような支援をします。

  • 知識・スキルの習得指導(障害者雇用制度、パソコンスキル、事務スキル)
  • 作業活動指導(パンづくり、農作業、軽作業)
  • 就職活動支援(求人登録、面接対策、履歴書添削)
  • 職場定着支援(就職後6ヵ月間にわたり面談や職場対応)

就労移行支援は障害者を対象とするサービスですが、上記のように教育的な側面があります。また、比較的障害の程度が軽いサービス利用者が多いため、入所施設のような介護業務はほんとどありません。

就労移行支援事業所で働いているスタッフとは?

就労移行支援事業所で働く支援スタッフと仕事内容の確認が大事です。なぜなら、仕事の具体的なイメージを持って採用試験にのぞめるからです。

就労移行支援事業所では複数の職種の支援スタッフが、障害者であるサービス利用者を様々な角度から支援しています。働いている支援スタッフと主な仕事内容は下記のとおりです。

  • 生活支援員:生活相談や体調管理などの日常生活の支援
  • 職業指導員:仕事の知識・スキル習得のための支援
  • 就労支援員:就職活動や職場定着のための支援

また、上記のほかにはサービス利用者の支援を統括するサービス管理責任者や、事業所の運営責任者である管理者、事務業務を担当する事務職員などがいます。

就労移行支援事業所に採用試験で内定されるには?

就労移行支援事業所に採用試験で内定されるには?

冒頭で述べたとおり、求人に応募した就労移行線事業所から内定を得るためには、採用試験のポイントを把握する必要があります。この章では採用試験のポイントを3つに分けて解説します。

就労移行支援のサービス内容を理解する

「就労移行支援のサービス内容の理解が採用試験と関係あるの?」と思わるかもしれません。しかし、就労移行支援のサービス内容を理解することで、採用試験で面接官によい印象を与えられます。

なぜなら、質問に対する回答や自己アピールにおいて具体性が出て説得力が増すからです。

例えば、サービス内容を理解していると、「障害者へのスキル習得指導に自分のパソコンスキルをいかしたい」と具体的に答えられます。

このようにスキル習得指導という踏み込んで回答するためにも、就労移行支援のサービス内容の理解が大事なのです。

障害者福祉の経験がなくても採用される

障害者福祉の経験がない方はアピールポイントを整理して採用試験にのぞむことで、内定を得る確率が高まります。

なぜなら、就労移行支援事業所で働くために障害者福祉の経験が必要ないことや、他分野の経験・スキルがアピールポイントになるからです。

実際、就労移行支援を定めている障害者総合支援法においても、経験が必要だとは規定されていません。そのため、求人広告においても「未経験者歓迎!」の文字を頻繁にみかけます。

また、パソコンスキルや事務スキルなどはアピールポイントですので、前述のようにサービス内容とからめて面接でアピールしてください。

研修受講や資格取得をしよう!

福祉の研修を受講したり資格を取得したりすることで、採用される可能性が上がります。

なぜなら、研修受講や資格取得は支援スタッフのサービスの質の高さにかかわるからです。例えば採用試験でアピールできる研修や資格としては下記のものがあります。

  • 介護職員初任者研修
  • 介護福祉士実務者研修
  • 介護福祉士

介護福祉士は受験資格があり簡単に取得はできませんが、受験資格のある方は試験勉強に専念して資格を取得してから採用試験にのぞんでもよいかもしれません。

ほかの2つの研修は通信課程でも修了ができるため、働きながらでも受講することが可能です。

障害者福祉の仕事に挑戦するなら今がチャンス!

障害者福祉の仕事に挑戦するなら今がチャンス!

障害者福祉業界の現状は求職者にとって有利な状況といえます。そのため、就労移行支援事業所の採用試験を受けるなら今が絶好の機会です。

求人数がたくさんある

現在、障害者福祉業界では求職者に対して多くの求人数があります。一人の求職者にどれだけ求人数があるか示す有効求人倍率は、障害者福祉分野では2.13と高い値をして示しています。

参照:福祉人材センター・バンク 職業紹介実績報告 【令和4年1月】
https://www.fukushi-work.jp/toukei/

一人の求職者に2件以上の求人があるため、下記のように自分が希望する条件にこだわって求人を探せます。

  • 雇用条件:正社員、パート、アルバイト
  • 給与条件:月給、賞与
  • 勤務条件:勤務時間、週休2日制

障害者福祉業界の給与が増えている

以前は障害者福祉業界の給与水準が低いことが問題でしたが、現在ではほかの業界と比較しても遜色がない程度に給与が増えました。

なぜなら、政府による給与アップの政策が行われているからです。具体的には処遇改善政策という名目で、2009年から数度改定をしながら実施さています。

さらに、2021年11月に閣議決定された経済対策により、2022年2月から月額9,000相当の給与アップが実施されています。

参照:「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」(2021年11月19日閣議決定)
https://www5.cao.go.jp/keizai1/keizaitaisaku/2021/20211119_taisaku.pdf

就職するための支援金貸付制度がある

実は障害者福祉業界に就職する方のために支援金貸付制度があります。正式名称を「障害福祉分野就職支援金」といい、就職準備費用として無利子で最大20万円まで借りることが可能です。

さらに、障害者施設に継続して2年間働けば返還を全額免除されます。介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修、介護福祉士などの研修修了者・資格取得者が対象ですが、条件に当てはまる方はぜひ応募を検討してください。

参照:厚生労働省 介護職として再就職をお考えの方、初めて働くことをお考えの方へ
https://www.tcsw.tvac.or.jp/jinzai/documents/shougaichirashi.pdf

チャレンジド・アソウの採用試験に挑戦しよう!

チャレンジド・アソウの採用試験に挑戦しよう!

どの就労移行支援事業所の求人へ応募するか迷っているなら、チャレンジド・アソウがおすすめです。なぜなら、チャレンジド・アソウでは障害者福祉以外の実務経験を持つ方が活躍しているからです。

例えば、業種では家電メーカーやアパレルメーカーなど、職種では人事や営業などです。障害者福祉以外の実務経験を支援にいかすことで、多くのサービス利用者が就職活動に成功し職場に定着して働いています。

初めのうちは生活支援員や職業指導員としての勤務ですが、努力次第でサービス管理責任者として働くことも可能です。求人への応募先で迷っているなら、ぜひチャレンジド・アソウの採用試験に挑戦してください。

まとめ

就労移行支援は障害者へ就職活動を支援するサービスで、複数の職種の支援スタッフが働いています。

また、就労移行支援事業所で採用されるためには、就労移行支援のサービス内容の理解や、未経験者の場合は障害者福祉以外の実務経験のアピールなどがポイントです。

さらに、今なら求人数が多いだけではなく給与水準も上がっていため、障害者福祉の仕事に挑戦するチャンスといえます。

まずはお気軽にお問合せください。

みなさんに安心してご利用いただくために、チャレンジド・アソウでは事業所見学や体験利用をおすすめしています。
実際にご自身の目で事業所の雰囲気やプログラムを
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※ご家族の方もお気軽に
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