「就労移行支援事業所の求人があるけど仕事の内容がわからない」と思っている方はいませんか?
障害者福祉の仕事に興味があって、就労移行支援事業所からの求人をみつけても、スタッフの種類や仕事内容といった基本的なことがわからないと応募できませんよね。
ただ、理解しようとしても一般の会社とは異なることばかりです。それに、未経験で入社してもキャリアアップできないと、モチベーションや給与も心配になります。
この記事では障害者福祉について詳しくない方でも、就労移行支援事業所の求人や仕事内容、キャリアアップなどだけではなく、どのような事業所に就職したらよいかも解説します。
チャレンジド・アソウ博多事業所
就労支援員 精神保健福祉士
監修:山本 慎也
15年に渡りテレマーケティング会社等にて
人材育成・マネジメント業務に従事。
行政コールセンターの構築にて福祉に
触れたことがきっかけとなり現職に至る。
就労移行支援事業所チャレンジド・アソウで福祉の仕事を始めてみよう!
チャレンジド・アソウは歴史のある麻生グループの就労移行支援事業所で、同グループ内で連携を図りオリジナリティーのある経営をしています。
職場定着率が高くキャリアアップも応援しているため、やりがいを持って働くなら、おすすめの就労移行支援事業所といえます。
ところで、就労移行支援事業所の求人内容や事業内容、キャリアアップなどはどのようになっているのでしょうか?次章以降で詳しく解説します。
就労移行支援の求人内容や事業内容、運営法人
就労移行支援事業所からの求人をみつけても事業内容や運営法人などの基本的なことがわからないと応募しにくいですよね。
この章では就労移行支援事業所そのものについて理解しましょう。
就労移行支援は障害者総合支援法の就職支援サービス
就労移行支援とは障害者総合支援法にもとづき、障害や病気のある方へ就職支援をするサービスです。
就職支援サービスをすることによって、サービス利用者が就職しやすくなり、就職後も職場に定着しやすくなります。
具体的には下記のようなサービスを提供しています。
- 面接や履歴書作成などの就職活動支援
- パソコンや軽作業などの就職後に役立つスキル訓練指導
- 就職後の職場定着サポート(就職後6ヵ月間)
- 求人・実習のための職場開拓
社会福祉法人や株式会社が運営
就労移行支援事業所は社会福祉法人や民間会社、NPO法人などの様々な法人が運営しています。運営については法人形態に決まりはありません。
また、運営法人は社会福祉法人の割合が大きかったのですが、令和元年から逆転し、株式会社といった営利法人の割合が大きくなりました。
参照:令和3年度相談支援従事者指導者養成研修会 PG06 政策の最新の動向Ⅲ
http://www.rehab.go.jp/College/japanese/kenshu/2021/pdf/PG06.pdf
正職員の求人はあるの?
就労移行支援事業所では多くの正職員(正社員)の求人があり、求人の半数以上になります。正職員の求人が多い理由としては、福祉の仕事がきつくて給与が安いイメージがあると考えられます。
実際、一人の求職者に対して何件の求人があるかを示す有効求人倍率を確認すると、「社会福祉の専門的職業(パートを除く)」は3.45(令和3年12月現在)と高い状況です。このように就労移行支援事業所は正職員を求めている状況です。
参照:厚生労働省 一般職業紹介状況(令和3年12月分及び令和3年分)について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23556.html
なお、就労移行支援事業所の給与は、平成21年度から政府による福祉業界の給与・職場環境改善の政策により、着実に改善しています。
求人があるスタッフとは?
就労移行支援事業所では、事業所のトップである管理者のもとに支援職や事務職などの様々なスタッフがいます。
この章では就労移行支援事業所で求人のある、サービス管理責任者や生活支援員などの支援職について解説します。
サービス管理責任者
サービス管理責任者は名称の通り、「サービスを管理する責任者」です。サービス利用者の支援を管理し、ほかの支援員への指導もします。
一般的な会社にたとえると、係長や課長などの中間管理職といえるかもしれません。
サービス管理責任者は知識やスキル、経験が求められるため、実務経験だけではなく特定の研修を修了していないと就けません。なお、業界内では「サビ管」という通称が一般的です。
就労支援員
就労支援員の主な仕事内容は、サービス利用者の就職支援や職場定着サポートです。サービス利用者にあった職場を探したり、面接や履歴書作成などの就職活動を支援したりします。
また。就職後も就職先の会社やほかの機関と連携して、サービス利用者の職場定着をサポートします。
そのため、ほかのスタッフよりも経験や外部との連携スキルが求められ、求人ではサービス利用者への就職支援といった実務経験者が対象となることが一般的です。
職業指導員
職業指導員の主な仕事内容は、サービス利用者が就職した職場で役立つようなスキルの指導やスキル訓練の実施です。
そのため、サービス利用者の状態を把握し、一人ひとりにあった指導や訓練を実施することが求められます。
また、近年はパソコン指導も増えているため、職業指導員もパソコン操作の実務経験やスキルがあったほうが採用試験では有利です。
なお、職業指導員は就労支援員と比較すると、パートやアルバイトの求人が多い傾向にあります。
生活支援員
生活支援員の主な仕事内容は、日常生活上の支援・相談や、サービス利用者へのスキル指導・訓練実施です。
そのため、サービス利用者に寄りそって、なんでも相談できるような関係性の構築が求められます。
なお、生活支援員は就労支援員よりもパートやアルバイトの求人があり、就労移行支援事業所の求人の中では未経験の方が始めやすい職種です。
必要な資格やキャリアアップ
就労移行支援事業所で様々な職種の求人があることがわかりました。しかし、資格がなくても求人に応募できるのでしょうか?
また、未経験で就職してもキャリアアップできるのでしょうか?
無資格でも応募が可能
サービス管理責任者以外の就労支援員や職業指導員、生活支援員は、研修修了や資格、実務経験がなくても就ける職種です。
ただ、就労移行支援事業所の求人の中には、応募条件として福祉系資格の保有を求めている事業所もあります。
そのため、介護職員初任者研修といった福祉系の研修を修了したり資格を取得したりしているほうが採用されやすい傾向にあります。
キャリアアップして管理者やサービス管理責任者に!
就労移行支援事業所では、就職後に経験を積んで管理者やサービス管理責任者にキャリアアップすることが可能です。
なぜなら、評価制度の構築や資格取得支援などのキャリアアップしやすい環境が整っているからです。
評価制度では、年度の初めに目標を立て、年度末に目標達成度合いを評価されることが一般的です。
また、社会福祉士や介護福祉士、精神保健福祉士などの福祉系資格の資格取得支援制度が整っている事業所が多い傾向にあります。
就労移行支援事業所なら真面目に仕事や資格取得に打ち込むことで、キャリアアップが可能ですよ。
おすすめする就労移行支援事業所
就労移行支援事業所の求人内容や事業内容、キャリアアップなどをみてきました。実際に応募するならどのような事業所の求人がよいのでしょうか?
職場定着率の高い就労移行支援事業所がおすすめ
就労移行支援事業所への就職を考えているなら、職場定着率が高い事業所の求人を探してください。
なぜなら、長く安定して働ける事業所は、働きやすく給与も満足できてプライベートも充実するからです。
例えば、仕事における情報共有ができ落ち着いた雰囲気なら、とても働きやすい職場といえます。
また、昇給や賞与の制度が整っている職場なら、給与にも満足できプライベートも充実するでしょう。
逆にそれらと全く正反対の職場なら、すぐに退職して初めから転職活動をしなければならず、給与も上がっていきません。
つまり、職場定着率が高い事業所なら、様々なメリットがあって満足できる職場であるといえます。
就労移行支援事業所チャレンジド・アソウで働こう!
就労移行支援事業所への就職を考えているなら、チャレンジド・アソウがおすすめです。チャレンジド・アソウは職場定着率も高く働きやすい事業所です。
職場での毎日のチームミーティング実施による情報共有や、給与体系が構築されているため安心して働けます。
また、業界未経験の方もチームスタッフによるしっかりとしたサポートがあるため、着実にプロの支援員として成長できますよ。
就労移行支援事業所への就職先で悩んでいるなら、チャレンジド・アソウの求人に応募してみましょう。
まとめ
就労移行支援事業所への就職で迷っているなら、チャレンジド・アソウの求人に応募してみましょう。
現在、チャレンジド・アソウでは、生活支援員、職業指導員、就労支援員の募集をしています。チャレンジド・アソウなら職場定着率も高く、業界未経験の方も働きやすい職場です。
就労移行支援の仕事に挑戦したい方にはピッタリの職場ですよ。