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CA通信 2018年9月号

CA通信 2018年9月号

K.Mさん【30代/女性/精神障害/事務職】

発行:福岡本社

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就職活動が自分を見つめ直すきっかけに

緊張しやすく、不安な気持ちになりがちなKさんは、ナビゲーションブックで自己理解を深めてきました。

就職後もそんな自分を受け入れながら、日々やりがいを持って働き続けています。

Q.
現在どのようなお仕事をしていますか?
A.
管理部で事務補助の仕事をしています。ファイリング、入力、コピー、来客応対、電話応対(内線)、郵便発送など、とくに郵便発送業務は、一連の流れを覚えるのがたいへんでした。月末の大量の郵便物を発送できたときはすごく達成感があります。
Q.
実際に働いてみていかがですか?
A.
はじめて行う業務は不安な気持ちになることもありましたが、現在はスピードを意識することもできるぐらい慣れてきました。とくに月末月初の忙しい時期を乗り越えられたときにやりがいを感じています。職場環境についても、はじめは緊張していました。わからないことがあっても聞くのが恥ずかしく、戸惑ってばかりで。ですが、職場の方も「聞いてくださいね」と声をかけてくださり、早めに質問した方が安心できることに気づいてからは、積極的に声をかけられるようになりました。また、面接時に配慮事項として優先順位を指示してほしいとお願いしたのですが、今でも優先順位を含めて指示をしてくださいますし、自分から相談したときも丁寧に対応してもらえるので安心して働くことができています。
Q.
チャレンジド・アソウで受けてよかったと思うトレーニングは?
A.
実際に業務として取り組んでいるため、ビジネスマナーで来客応対や電話応対の手順を習っておいてよかったと思います。訓練で教わったように、なるべく笑顔で対応することを心がけています。また、職場体験実習では切手の切り離しの業務を行ったのですが、こちらも郵送関係の業務をほぼ毎日行っているため、事前に経験できてよかったです。
Q.
就職活動についてはいかがでしたか?
A.
自己理解は難しいものだと考えていましたが、チャレンジド・アソウで社員の方と一緒にナビゲーションブックを作成したことで長所・短所を整理できました。わかっているようでわかっていない自分の一面にも気づけました。自分を見つめなおす機会はなかなかないのでありがたいです。社員の方に面接にも同行していただいたので安心して話せました。面接中は笑顔を心がけ、できるかできないかよりも、やる気を見せようという気持ちで臨みました。
Q.
今後の目標を教えてください
A.
いま頑張っていることは時間意識です。以前は1日でできる業務が2~3種類だったので、今後は4~5個というように、1つ1つ増やしていけるように頑張っています。

訓練生企画、夏のイベント

発行:広島事業所

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『納涼祭』を行いました

イベントについて

チャレンジド・アソウ広島では、年に3回イベントを開催しています。

イベントの準備は、訓練生がインターネットや実際にお店を見て調べたことを基に、意見交換しつつ、参加される方が楽しめるようなイベントを目指し、計画していきます。

これは、社会生活においても重要な報連相や情報収集、企画運営の練習となります。

また、イベントは社員、就職者の方、訓練生の交流の場でもありますので、訓練生は普段より気軽に社員の話や、就職者の方の就活、社会人生活の話を聞き、勉強する機会にもなります。

日時 2018年8月4日 11:00~14:00
場所 中央新天地集会所
参加人数 33名(うち、就職者16名)

納涼祭当日の様子

納涼祭の会場に着くと、みんなでテーブルや椅子などをセッティングし、壁に飾りつけをしました。

その間、招待していた就職者の方もぞくぞくと集まり、時間になるといよいよ納涼祭の始まりです!

司会係が進行を行い、社員に初めのあいさつと乾杯の音頭を取っていただき、準備でかいた汗を癒すため、スポーツ飲料で乾杯をしました。

そして、食事係が用意したお弁当やオードブル、ピザ、お菓子などを食べながら歓談の時間が始まりました。

社員や就職者の先輩方のお話を聞いたり、訓練生同士で親睦を深めたりと楽しい時間になりました。

食事を終えると、次はゲームの時間です。

ゲーム係が考えたクイズゲームでは4ジャンルより出題され、一番多く正解したチームが優勝となります。

各チーム接戦となりましたが、最後には、一番人数の少ないチームが僅差で逃げ切り、見事優勝をおさめました。

みなさん、正解を導き出そうと協力して、正解すると盛り上がっていました。

終盤になると音楽部による音楽の演奏がありました。

歌詞が配られ、音楽部の伴奏をバックにみんなで歌を歌いました。

この日のために練習を重ねた音楽部さんのすばらしい演奏を聴くことができました。

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