こんにちは。チャレンジド・アソウのスタッフです。
残暑が厳しい毎日ですが、みなさん体調に変わりはないでしょうか。
少しずつ暑さが和らいでいくと思いますが、まだまだ猛暑の日もあるので、油断せずに過ごしていきましょう。
先日、新大阪事業所で新しいカリキュラム「アサーション」を実施しました。
現在、大阪・新大阪・天王寺の代表スタッフが集まり、毎月新しいカリキュラムの研究をしています。
アサーション（アサーティブとも言います）は、自分も相手も大切にしながら、自分の意見や気持ちを適切に伝える方法のことです。
自分の意見を押し付けたり、相手の気持ちばかりを優先させるのではなく、自分も相手も尊重した自己表現がアサーションです。
例えば相手に何かを依頼したいとき、相手からの依頼を断りたいときなどに適切に伝える方法を学びます。
今回は【お昼休みに同僚からランチの誘いを受けたが、一人で過ごしたいのでランチを断りたい】という場面で、どのように断れば良いか、皆さんと一緒に考えました。
訓練生からはこんな質問がありました。
・お腹が痛いので難しいです
・お弁当を持ってきているので、ランチには行けないです
など、本当の理由ではないことを使って断ってもいいのか？と。
とってもいい質問です！
実生活で、このような理由で誘いを断った経験があるかもしれません。
しかし、アサーションでは「自分も相手も大切にし、自分の気持ちを素直に伝える」ことが大切です。
仮に、自分の感情に嘘をつくとストレスにつながりますし、あとあと嘘がバレてしまったり、相手にとっても誠実ではありません。
そこで、断るときに「相手を気遣う言葉や、クッション言葉などを入れる」ことで印象が良くなります。
上記の場面であれば、
①ランチに誘ってもらったことへの感謝の気持ちを伝える
②誠実に素直に状況を説明し、断る
③断った後にちょっとした一言を添えてみる
といった流れで相手に伝えるとアサーティブになります。
カリキュラムでは、自分で考えた「アサーティブな断り方」でロールプレーを行いました。
初めは「本当のことを伝えて断るというのが難しい」と感じる方もいましたが、アサーションを学んだことで適切に伝えることが出来ていました。
大阪事業所でも秋から「アサーション」を新しカリキュラムとして実施できるように準備中です！
ビジネスでも何かを依頼したり、断るといったことは必ず出てくるので、アサーションを学び、自分も相手も大切にする自己表現を身に付けましょう！
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