「生活支援員に転職したいけど将来性ってどうかな?給料も心配・・・」と悩んでいる方はいませんか。障害者施設の生活支援員として働きたくても、キャリアアップや昇給などの将来性が気がかりですよね。
この記事では、生活支援員の将来性について、下記のようにまとめてみました。
- 生活支援員の仕事内容
- 福祉・介護業界の現状と将来性
- 生活支援員のキャリアアップ・ステップアップ
この記事を読めば、福祉・介護業界の現状や生活支援員のキャリアアップなどの将来性について理解でき、安心して生活支援員の求人に応募できますよ。
それでは、生活支援員の将来性について一緒に確認していきましょう。
生活支援員は将来性抜群!就職・転職するなら今!
生活支援員として働きたいのであれば、今のうちに就職・転職することをおすすめします。
なぜなら、詳細は後ほど解説しますが、現在、生活支援員への転職や就職がしやすい状況であるからです。例えば、生活支援員の有効求人倍率がほかよりも高い状況です。
つまり、生活支援員へ就職・転職するなら今がチャンスなのです。
生活支援員の将来性についてより理解するためにも、まずは生活支援員の仕事内容を確認しましょう。
生活支援員の仕事内容を確認しよう!
生活支援員の求人に応募するうえで仕事内容の確認が必要です。なぜなら、仕事内容が自分にあっているかがわかるからです。
サービス利用者への生活支援が仕事
生活支援員の基本的な仕事はサービス利用者への日常生活の支援です。例えば、生活相談や介護業務、外出支援、記録作成などをします。
また、勤務する障害者施設によっても異なりますが、掃除や洗濯などをすることもあるため、様々なことを柔軟にこなせる方に向いている職種といえます。
施設の種類によって仕事内容が違う?
生活支援員は日常生活の支援を基本的な仕事としますが、障害者施設の種類によって仕事内容が異なります。そのため、将来性を考えるうえでも自分にあった障害者施設を選ぶことは大事な判断です。
介護業務が多い入所施設
障害者支援施設(障害者入所施設)や共同生活援助(障害者グループホーム)といった入所施設では、介護業務の割合が多くなります。具体的には下記のような介護業務をします。
- 車椅子への移乗介助
- 排泄介助
- 食事介助
日々の介護業務で腰や膝などを痛める可能性が高いため、自分の身体を守るためにも介護スキルの習得が必要です。
もし、身体を痛めてしまうと仕事自体がきついと感じ、将来性どことではなくなってしまいます。ちなみに、生活支援員の身体的負担を軽減するために、最近では福祉機器を積極的に導入する障害者施設が増えています。
ビジネススキルや趣味活動が役に立つ通所事業所
生活介護や就労移行支援などの通所事業所では創作的活動や職業訓練の支援をします。具体的には下記のような支援です。
- 生活介護事業所:創作的活動(園芸、手工芸、絵画など)
- 就労継続支援事業所:生産活動(パンづくり、軽作業、野菜づくりなど)
- 就労移行支援事業所:職業訓練(パソコン指導、ビジネスマナー、事務など)
通所事業所は上記のような支援をするため、福祉・介護以外のビジネススキルや趣味活動の経験がいかせる職場です。そのため、自分のスキルや経験をいかせる事業所へ就職・転職するほうが将来性を高められます。
福祉・介護業界の現状とは?
冒頭で述べたとおり、福祉・介護業界の現状を確認すると就職・転職しやすい状況です。また、給与も増えているため生活支援員の将来性も安泰といえます。
サービス利用者や施設・事業所が増加中
障害者施設で働く生活支援員を求める度合いが高まっています。なぜなら、サービス利用者数が年々増加しているからです。例えば、通所事業所のサービス利用者の推移は下記のとおりです。
2012年 | 2019年 | |
---|---|---|
就労移行支援 | 25,976人 | 34,045人 |
就労継続支援A型 | 24,095人 | 71,214人 |
就労継続支援B型 | 160,715人 | 265,130人 |
参照:厚生労働省 第15回「障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(オンライン会議)」資料
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13702.html
上記のようにサービス利用者数が増加しているため、障害者施設で働く生活支援員の将来性が安泰といえます。
求職数より求人数が圧倒的に多い
生活支援員として働きたい求職者は、現在、就職・転職活動しやすい状況といえます。なぜなら、求職者数よりも求人数が圧倒的に多いからです。
参考に有効求人倍率を確認しましょう。生活支援員や高齢者施設の介護職員などをあらわす「社会福祉の専門的職業」の有効求人倍率は3.07となっています。
参照:厚生労働省 一般職業紹介状況(令和4年2月分)について
https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/000916249.pdf
3.07という有効求人倍率は、一人の求職者に対して3件以上の求人がある状況です。このため、条件のよい将来性のある求人を選んで応募できます。
福祉・介護業界の給与が増えている!
実は生活支援員の給与が着実に増えています。なぜなら、政府が福祉・介護業界全体の給与水準の低さに対応するための政策を行ってきたからです。
政府は2009年から数回にわたって処遇改善政策を実施してきました。その結果、ほとんどの障害者施設で給与アップだけではなく、研修制度の充実や客観的な昇給制度の導入などの処遇改善が行われてきました。
さらに、2022年2月から福祉・介護業界全体の給与水準をもう一段階上げるため、月額9,000円相当の給与アップの政策が実施されました。
参照:「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」(2021年11月19日閣議決定)
https://www5.cao.go.jp/keizai1/keizaitaisaku/2021/20211119_taisaku.pdf
生活支援員の給与が増え将来性もさらに高まっています。
生活支援員ならキャリアアップ・ステップアップも可能!
生活支援員はキャリアアップができるため将来性のある職種といえます。また、資格取得によるステップアップでより将来性が広がります。
法人内でキャリアアップして給与アップを狙おう!
生活支援員は障害者施設でキャリアアップすることで、さらなる給与アップができます。なぜなら、生活支援員が勤務する障害者施設の多くが、客観的な昇給制度・人事評価制度を整えいているからです。
着実に仕事をすることで、ほとんどの生活支援員は毎年度昇給があります。
また、仕事ぶりを評価されて、主任や係長、サービス管理責任者などへのキャリアアップも可能です。
さらに、障害者施設を運営する法人の幹部職員としてキャリアアップすること、さらなる給与アップも期待できるのです。つまり、生活支援員はキャリアアップや給与アップから考えても将来性のある職種といえます。
資格を取得してステップアップ
生活支援員になるために資格は必要ありませんが、将来性を考えるなら仕事にかかわる資格の取得をおすすめします。
なぜなら、資格を取得することで質の高い支援ができるようになり、前述の役職へも昇進しやすくなるからです。生活支援員の仕事に関連がある資格は下記のとおりです。
- 介護福祉士
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
上記のような資格を取得することで、生活支援員として活躍でき将来性が広がります。また、就職後に何らかの理由により転職することになったとしても、上記の資格があれば転職活動もスムーズに行えます。
チャレンジド・アソウは将来性のある就労移行支援事業所!
生活支援員としての将来性を考えるなら、就労移行支援事業所チャレンジド・アソウへの就職・転職をおすすめします。
なぜなら、2013年に事業を開始してから着実に成果をあげ、事業所を全国に展開しているからです。
チャレンジド・アソウは順調に成長して、すでに全国8ヵ所に就労移行支援事業所を開設し、会社の将来性はかなり期待できます(2022年5月現在)。
事業が好調な要因は、事業所スタッフがサービス利用者一人ひとりに寄りそってサポートしていることです。
その結果が、サービス利用者の就職率80%以上という結果にあらわれています。就職・転職先で悩んだら、将来性のあるチャレンジド・アソウで働いてみませんか。質問があれば気軽に問い合わせてください。
まとめ
生活支援員はサービス利用者への日常生活の支援が仕事ですが、施設の種類によって仕事内容が異なるため、自分にあった施設を選ぶことが将来性を考えても大事です。
また、福祉・介護のサービス利用者が増加中であり、福祉・介護業界の給与水準も上がっています。さらに、生活支援員はキャリアアップやステップアップもしやすいため、将来性の高い職種といえますよ。
福岡本社を始め、広島・大阪・名古屋と全国的に展開している就労移行支援事業所チャレンジド・アソウ。未経験もOKであなたらしさを大事にしつつ、チーム単位で働くことができます。そんなチャレンジド・アソウでぜひあなたも活躍してみませんか?求人情報は下記のボタンから確認できますので、ぜひご覧になってください。