利用者の体験談
Sさん【知的障害・発達障害/女性/20代】

Sさん【知的障害・発達障害/女性/20代】

働く女性

インタビューにご協力ありがとうございます。まずはプロフィールを教えていただけますでしょうか。

20代女性です。知的障害と発達障害があります。趣味は一人旅です。好きな食べ物は麺類で、最近は松田聖子の「赤いスイートピー」にハマっています。

チャレンジド・アソウを利用する前はどのような状況でしたか。

自分の特性が良く分からなかったです。将来への不安も強く、不安定なことが多かったです。

障害特性について教えていただけますか。

相手の状況を考えず、話しかけてしまったり、過集中になることがありました。

チャレンジド・アソウを利用してみての感想を教えてください。

自分の特性についての理解が深くなり、特定の状態への対応が身に着きました。

チャレンジド・アソウでどんなことに取り組みましたか?印象的だったことはありますか?

SSTで相手を見て、状況に合ったクッション言葉を発信する練習と、過集中への対策で、タイマーを使ったり、作業から離れる訓練を行いました。

それでは今の会社や職種で働きたいと思った理由を教えていただけますか。

職員さんからお話があって、実習を行いました。職場の環境ですが人が少なく、作業も決まっており、働きやすいと感じました。

現在の仕事内容について教えていただけますでしょうか。

会社の倉庫内で、洗濯を行ったり、清掃をしたり、段ボールの解体を行っています。

仕事をする中でやりがいや、大変だったことはありますか?

初めて段ボールを解体したときは、力が足りず解体できませんでした。段々とコツをつかみ、今では解体ができるようになりました。

ありがとうございます。最後に今後の目標を教えていただけますでしょうか。

仕事を長く、自分にとってやりやすい工夫をしながら頑張りたいです。

インタビューにご協力いただきありがとうございました!最後にスタッフからのコメントをご紹介します。

スタッフからのコメント

専門学生のころから、体験をされていたSさん。課題は社会的なコミュニケーションでした。人に話しかけるタイミングが難しく、何度もSSTで練習したことを覚えています。今では、当たり前のように相手の状況や感情に合わせたクッション言葉を使い、雑談までできるようになりました。いつも素直に行動されるSさんの姿に、我々スタッフもいつも元気をもらっていました!これからも、趣味の一人旅行を楽しみながら長く働いていけるよう、応援しています。

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