利用者の体験談
Mさん【50代/男性/指定難病】

Mさん【50代/男性/指定難病】

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インタビューにご協力ありがとうございます。まずはプロフィールを教えていただけますでしょうか。

現在は就労移行支援事業所で支援員として働いています。
前職は柔道整復師として永らく整体に携わっておりましたが、指定難病を発症したため仕事を続けることが困難となり、療養後にチャレンジド・アソウで学び、就職いたしました。

チャレンジド・アソウを利用する前はどのような状況でしたか。

病を発症しましたが、対処法があり、体は落ち着いたもののメンタルが回復せず、何ができるわけでもなく不安な日々を過ごしておりました。

障害特性について教えていただけますか。

ホルモンに関する自己免疫疾患です。
急激な気温変化や大きな感情の動きにより、強い倦怠感が出るなど、体の機能が落ちることがあります。

チャレンジド・アソウを利用してみての感想を教えてください。

不安しかない日々の中で、自分を受け入れてもらえたことで、自宅以外に居場所が出来たような安心感があり嬉しかったです。

チャレンジド・アソウでどんなことに取り組みましたか?印象的だったことはありますか?

一番力を入れて取り組んだことはPC訓練です。特に苦手なことで、これを学びたくて移行支援を受けました。最初は両手タイピングすら出来ないところからでしたが、カリキュラムなどを通して、少しずつ上達しました。毎日の10分タイピングで入力出来る文字数が増やせるようにすることは、モチベーションを上げるのにとても有効でした。
また、自身の年齢、持病、異業種への就職などを考えて、なるべく休まず通所することを心掛けました。

それでは今の会社や職種で働きたいと思った理由を教えていただけますか。

支援を受ける中で、支援員の方々に感銘を受けたこと。また、これまでの仕事で得た、対人スキルが活かせると思い希望いたしました。

現在の仕事内容について教えていただけますでしょうか。

支援員として、利用者の方々のサポートをさせていただいております。

仕事をする中でやりがいや、大変だったことはありますか?

まだまだ駆け出しで、経験できたことは少ないです。人を相手する仕事は、機械を相手にするのと違い、思い通りにはいかず難しいですが、また面白いところでもあると感じています。

ありがとうございます。最後に今後の目標を教えていただけますでしょうか。

何か大きなことを成し遂げよう、というようなことは考えておりません。
日々、利用者の方々に携わり、就労へのサポートが出来るようにしたいと思います。

インタビューにご協力いただきありがとうございました!最後にスタッフからのコメントをご紹介します。

スタッフからのコメント

インタビューにご協力いただき、ありがとうございます。
就職して半年が経ちましたね。
チャレンジド・アソウをご利用いただいていた頃、タイピング練習やPCカリキュラムに積極的に取り組まれていた姿が印象に残っています。
また、就職活動ではなかなか内定が出ず、辛い時期もあったかと思います。その中でも「就労移行の支援員になりたい」という気持ちを諦めず、挑戦を続けて夢をつかんだMさんを見て、私たちスタッフも改めて「諦めないことの大切さ」を実感させていただきました。
現在はお忙しい毎日を過ごされているかと思いますが、訓練生との関わりの中で日々やりがいを感じながらお仕事されているMさんのお話を聞いて、支援員としてとても嬉しく思っております。
これからもたくさん悩むこともあるかと思いますが、無理をしすぎず、ご自身のペースで働き続けてください。
今後も定着支援を通して、精一杯サポートさせていただきます。

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