利用者の体験談
Mさん【30代/女性/発達障害/庶務事務】

Mさん【30代/女性/発達障害/庶務事務】

困った時は人を頼ることの大切さを感じる

Mさん(女性)

インタビューにご協力いただきありがとうございます。
 まずはプロフィールを教えてください。

30代女性で、現在は福祉センターで庶務事務をしています。

チャレンジド・アソウを利用した当初はどのような状況でしたか?

バスに乗るのも辛い状態で訓練をスタートしました。利用開始当初は、訓練室に入るのが怖くて個室で対応してもらっていました。

障害の特性について教えていただけますか?

診断としては、発達障害のグレー、過敏性大腸炎です。

・緊張や不安があると腹痛が起きる。
・優先順位を付けるのが苦手。

実際に利用を始めてから、困ったことはありましたか?またどうやって乗り越えましたか?

訓練室に入ることができない状態でした。フォローしてもらいながら、半年かけて訓練室に入れるよう努力し、少しずつ他の訓練生と話ができるようになり、徐々に自分自身に自信が持てるようになりました。

現在はどのようなお仕事をされていますか?

現在は庶務事務として、データ入力と清掃作業をしたり、社内の広報誌の作成をしています。お客様と笑顔で話しができる様になって一人で受付のお客様の対応をすることもあります。最近は、出来る仕事も増えてパートから契約社員になることができました。目標としていたことなのですごく嬉しく思っています。

就職後のチャレンジド・アソウの定着サポートはいかがでしょうか?

就職初日は一緒に出勤してもらいました。作業内容の確認や休憩のタイミングなども一緒に説明を聞いてもらえてすごく安心したことを覚えています。現在は月に1度、面談してもらっています。不安なことがあれば、都度メールや電話で相談を聞いてもらうこともあります。上司に言いづらい相談などもアソウさんを通して相談することもあり、心強いです。

最後に、今後の展望や目標を教えてください。

今後は、PCスキルを今以上に身につけて事務の仕事をたくさん頂けるように頑張りたいです。

インタビューにご協力いただきありがとうございました!

スタッフからのコメント

最初は、訓練室ではなく個室で一緒にカリキュラムをカメラを通して受講したり、自分から声をかけることも難しく、ベルを使って自分の気持ちを伝える練習をしたことを覚えています。一生懸命に目の前の事に取り組む姿から、頑張りすぎるところがあるので、たくさん一人で抱えてきたんだな、という印象でした。コミュニケーションの課題は「人を頼ること」「断ること」だった、Mさんは今では素直に相談し、無理をしないように相手に気持ちを伝えることができています。契約社員になった話を聞いたとき、私もすごく嬉しい気持ちになりました。これから、悩むこともあると思いますが一緒に考えて将来に向けて前向きに進んでいきましょう!

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