子育てが少し落ち着いたため、生活支援員のパートとして働くことを考えている、主婦や主夫が多くいるのではないでしょうか。
ただ、福祉・介護の分野で未経験の方は、生活支援員の仕事のイメージが浮かばないため不安ですよね。
この記事では、生活支援員のパートで働くことに不安を感じている方が安心できるように、生活支援員のパートについて下記のようにまとめてみました。
- 生活支援員の仕事内容
- 生活支援員のパートの求人
- 勤務の融通が利くパートという働き方
この記事を読めば、生活支援員のパートとして働くことに不安がなくなり、余裕を持って求人に応募できますよ。
それでは、様々な角度から生活支援員のパートについて一緒に確認していきましょう。
生活支援員のパートなら柔軟な働き方ができる!
生活支援員のパートならプライベートにあわせた柔軟な働き方ができます。なぜなら、パートの求人が多く売り手市場であり、融通の利く働き方が多く用意されているからです。
例えば、後ほど詳しく解説しますが、平日・日中のみや夜勤のみの勤務できるため、子供の通学や親の介護などの家庭の事情にあわせた働き方ができます。
つまり、生活支援員のパートはプライベートを優先させた働き方が可能なのです。
生活支援員のパートの働き方を解説する前に、生活支援員の仕事内容や求人状況について解説します。
生活支援員の仕事内容を確認しよう!
生活支援員のパートとしての働き方を理解するためにも、生活支援員の仕事内容を確認することが大事です。
なぜなら、勤務条件がよくても仕事内容があわないようでは、働き続けることが難しいからです。
仕事内容や働ける障害者施設は?
生活支援員はサービス利用者の日常生活の支援が仕事で、入所施設や通所事業所で働きます。
福祉・介護の資格や経験をいかせる職種ですが、無資格・未経験の方も他分野での経験・スキルをいかせます。
生活支援員は日常生活を支援する
生活支援員の仕事はサービス利用者の日常生活の支援ですが、比較的障害の程度の重いサービス利用者がいる入所施設では、食事や排泄などの介助もします。
また、比較的障害の程度の軽いサービス利用者がいる通所事業所では、生活相談や作業支援が主な仕事内容です。
勤務する施設が入所施設か通所事業所かによって、仕事内容だけではなくサービス利用者の障害・疾患の種類や障害の程度も異なることが特徴といえます。
入所施設や通所事業所
生活支援員が働いている施設を大きく分けると、入所施設と通所事業所に分けられます。入所施設には下記のようなものあります。
- 障害者支援施設:大規模施設。一般的には障害者入所施設と呼ばれる
- 共同生活援助:小規模施設。一般的には障害者グループホームと呼ばれる
また、通所事業所では下記のようなものがあります。
- 就労移行支援事業所:サービス利用者の就労支援を行う
- 就労継続支援事業所:サービス利用者に仕事をする機会を提供する
- 生活介護事業所:サービス利用者に創作的活動をする機会を提供する
なお、入所施設は夜勤があり24時間365日の支援をしますが、通所事業所は平日の日中のみの支援です。
福祉・介護の資格や経験をいかした働き方ができる
福祉・介護の資格や経験がある方なら、パートでも資格・経験をいかした働き方ができます。
なぜなら、福祉・介護の基礎が備わっているため、入所施設・通所事業所にかかわず活躍できるからです。
介助や作業支援などでスキルをいかせるだけではなく、相手の立場に立った支援ができるため、サービス利用者と良好な関係性を築けます。
また、前職の経験による多くの気づきを現在の施設にもたらすため、施設全体の支援の質が向上します。
つまり、福祉・介護の経験をいかして、施設に支援面で大きな効果をもたらすのです。
無資格・未経験でも他分野の仕事の経験がいかせる
無資格・未経験でパートの勤務は難しいと思われるかもしれませんが、他分野での仕事の経験をいかせることが多いといえます。
なぜなら、福祉・介護の仕事ではなかなか身につかないスキルを持っているからです。
パソコンスキルがよい例です。就労系ではパソコン指導を行う事業所が多いため、パソコンスキルを身につけた方は即戦力といえます。
また、入所施設でのパソコンの使用は、記録の入力ぐらいのためパソコンスキルのある職員が少ない傾向にあります。
そのため、資料作成といったパソコン操作の場面では、パソコンスキルのある方は職場で頼りになる存在です。
つまり、生活支援員は他分野の仕事をいかせる職種なのです。
生活支援員のパートの求人がたくさんある!
求人雑誌を開くと福祉・介護の求人が多くあるように、生活支援員のパートの求人も多くあります。また、給与も政府の政策により確実にアップしています。
パートの求人がたくさんある理由
生活支援員のパートの求人がたくさんあります。なぜなら、社会状況の変化による福祉・介護分野全体の求人数が増加しているからです。
労働生産人口という働く世代の人口が減少していることもありますが、障害者施設・高齢者施設双方の増加による求人数の増加も影響しています。
つまり、生活支援員のパートで働くことを考えている方にとっては、とても有利な状況なのです。
障害者施設の職員の給与がアップしている!?
生活支援員を含む障害者施設職員の給与が近年大きく改善されました。
なぜなら、社会問題であった福祉・介護分野の給与状況に対応するため、2009年から始まった政府による処遇改善政策があるからです。
給与改善方法としては、正職員は一時金支給や月給アップで、パートやアルバイトは一時金支給や時給アップが一般的です。
そのため、求人雑誌や求人サイトで確認しても、生活支援員のパートの給与はほかの業種と同水準といえます。
どのような働き方ができるのか?
冒頭で述べたとおり、生活支援員のパートはプライベートにあわせて、日中のみや夜勤のみ、土日休みなどの融通の利く働き方ができます。
ほかの業種と比較しても、かなり柔軟な働き方ができるといえます。
日中だけの勤務ができる
生活支援員のパートは日中だけの勤務が可能です。なぜなら、正社員よりもシフトの融通が利くことや、通所事業所ならもともと日中のみの支援であるからです。
入所施設なら24時間365日の支援が必要なため夜勤がありますが、正社員のように必ず夜勤をする必要はありません。
また、通所事業所はそもそも夜間の支援をしないため夜勤がありません。つまり、通所事業所だけではなく入所施設に就職したとしても、日中だけの勤務が可能なのです。
土日休みでプラベートを優先させる
生活支援員のパートは土日に休むことが可能です。なぜなら、先ほどと同様にシフトの融通が利くことや、通所事業所ならそもそも土日休みの事業所ばかりであるからです。
生活支援員のパートは正社員よりもシフトの融通が利くため、土日休みを希望しやすい状況です。
また、土日に開所している通所事業所があったとしても、生活支援員のパートの土日休みを優先してくれます。
つまり、生活支援員のパートは入所施設・通所事業所にかかわらず、土日に休めてプライベートを優先させた生活がができるのです。
入所施設なら夜勤専従職員として働ける
生活支援員のパートなら夜勤専従職員としての働き方が可能です。
なぜなら、日中のみの勤務の希望が多く、夜勤を希望するパートは入所施設にとってありがたい存在であるからです。
子育てや家庭を優先させたいため、夜勤を希望しない生活支援員が多くなる傾向にあります。
そのため、入所施設は夜勤専従職員を募集しており、子育てが落ち着いて夜間の業務に抵抗がない方なら効率的に働けます。
週2回の夜勤でフルタイムパートの月給分の給与を稼げますよ。
まとめ
生活支援員の仕事はサービス利用者の日常生活の支援です。
仕事では福祉・介護の経験の有無に関係なく、今までの仕事の経験をもいかせます。また、生活支援員のパートの求人が多くあり、給与もほかの業界と変わらない金額です。
さらに、生活支援員のパートなら、日中のみや土日休みなどの融通の利く勤務ができるため、仕事とプライベートを充実させた働き方ができますよ。
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