こんにちは。新大阪事業所の越智です。
私事ですが、先日は嬉しいことがありました。
幼いころからお世話になっていた、珠算の先生と10年ぶりに再会したのです。
83歳と高齢ですが、今も現役で働いておられ、私の顔、名前、
苦手種目までも覚えておられ、歯に衣着せぬ物言いも当時のままでした。
今もパソコンや携帯電話といった入力ツールは使わず
常にメモ帳を持ち歩き、「必要な事はすぐに書き込む」と聞き
仕事のやり方は人それぞれの方法があるのだと痛感しました。
さて、本日も朝礼を終え【メモをとる+質問をする】の
トレーニングがスタートしています。
このトレーニングは社員が口頭で指示を読み上げ、
訓練生が指示内容をメモに取っていくトレーニングです。
メモを取ることは、文字という形に残せるので
頭の中ですべて覚えていなくても、見直して思い出せるので便利ですね。
このカリキュラムが始まった直後に、
ある訓練生の方から発言がありました。
「自分は書くことが苦手で、とてもついていけません。できません。」
話を聞いてみると、その訓練生の方は、
社員が読み上げた指示を、一文一句書き出そうとしていたのです。
「今の指示の内容はどこまで理解していますか」
「○○会社の◇◇さんに、イベントのチラシができているか聞くことです。」
「続きはどうですか」
「メモを書くのに必死で、聞き漏らしました」
このような場合は、どの部分を聞き漏らしたかを
質問するのは悪いことではありません。
ポイントは、メモの取り方です。
メモは自分が見直して理解ができるのであれば、書き込むことは
要点だけでも良いのです。
社員は「書くことに集中して指示を聞き逃す場合は、
一度全て聞いた後に、メモに書き込むのも一つの手段ですよ」
と伝えました。
この訓練生の方は、周りの訓練生とやり方が違うのはダメな事と
思っていたそうですが、
「次から自分でできるやり方を試していきたい」と
意欲的な考えに変わりました。
チャレンジド・アソウは失敗をしても良い場です。
投げ出さないで、訓練生が色々試して、できることを増やし、
仕事につながるような支援をしていきたいと、社員一同考えています。
カリキュラムにご興味を持たれた方は
6月20日(大阪事業所)、6月21日(新大阪事業所)に
トレーニング見学・体験会を実施いたします。
ぜひご参加ください!
チャレンジド・アソウ新大阪事業所
〒532-0011 大阪市淀川区西中島
1丁目11番16号 新大阪CSPビル本館1階
(阪急「南方駅」・
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