こんにちは!越智です。
大阪では約50年前から、旧国鉄時代に環状線に導入された
「103系」というオレンジの電車が、10月3日ついに引退しました。
幼いころから慣れ親しんだ電車で、小学生の頃に一人で乗る事になりも
「オレンジの電車に乗っていれば着くよ」と言われたのを覚えています。
老朽化のため最新の電車と置き換えがされますが、
あの色をもう見れないとなると感慨深いものがありますね。
名残惜しいものも、きっぱりとけじめをつけると
「有終の美」が感じられます。
きっと志や行動もそうなのだと思います。
さて、今回はチャレンジド・アソウで取り入れているお辞儀についてです。
あいさつマナーの「分離礼」とは
チャレンジド・アソウではお辞儀で「分離礼」
(分離あいさつとも呼ばれる)に取り組んでいます。
この分離礼は、相手に対してお礼の言葉を発した後で
お辞儀をするというものです。
例えば、挨拶の言葉を言いながら頭を下げると、その言葉は
床に向かって発することになります。
相手に向かって先に言葉を発してから頭を下げる、という一連の行動にすれば
気持ちがこもった挨拶をすることができ、丁寧さも伝わりますね。
分離礼のやり方
チャレンジド・アソウではトレーニングが始まる前、終わる時に分離礼を行います。
「1コマ目を終了します。お疲れ様でした」と社員が声を掛けると、
訓練生は声をそろえて「お疲れ様でした!」と声をそろえて返した後、お辞儀をします。
お辞儀は首だけを動かすのではなく、背筋を伸ばし、
上半身を斜めに倒すイメージでお辞儀をします。
前に倒した後は一旦止まり、ゆっくりと戻します。
頭の中で(1、2、3、4)とリズムを覚えておくと、
複数人で行う場合も美しいお辞儀ができますよ。
手の位置
男性の手の位置は体の横にまっすぐ沿わせます。
女性は体の前で手を重ねてお辞儀をします。
意外と練習がいる
実習や面接で企業の方とお会いする時にきれいなお辞儀ができたら
よい印象を与えられますね。
お客様が見えた時にもお辞儀をすると、マナーを携えた人に見えるでしょう。
お礼の言葉を発するスピード、お辞儀のタイミングや角度、
足の指先の角度など、美しいお辞儀のためには
複数のポイントを押さえておかないといけません。
普段からポイントを意識したお辞儀をして、
いざという時のために日々練習しておくと美しいお辞儀が自然と身に付きます。
おわりに
チャレンジド・アソウでは分離礼の指導に力を入れています。
時には厳しく、タイミングや角度がバラバラの場合はやり直したり
時間をとって練習することもあります。
細やかな動作にも注意を払うことで、ビジネスマナーのスキルを
少しずつ上げていきましょう!
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