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音声データ入力をやってみよう

音声データ入力をやってみよう

こんにちは!越智です。

最近は気が付かないうちに靴のかかと部分が破れてしまいました…
思えば去年の10月ごろ、チャレンジド・アソウの通所が始まる時くらいに購入して、トレーニングから実習、就職した現在までよく履いたものです。

決して高級な代物ではありませんでしたが、一緒に「歩んできた」物だと思うと愛着が湧きますね。

しかしビジネスマナーでは、靴の汚れなどでも相手に与える印象は変わってくるので、すぐに買い換えました。(古いのは塩をまぶして捨てました)

これからも身の回りの物を新調する毎に、成長を確認して心機一転していきたいものです!


さて、今回はこれまでと少し違うデータ入力についてです。

事務職の求人でもよく見られる業務の「データ入力」ですが、入力するものは様々な種類があります。

入力する項目は映像、個人情報、商品の品番、部品の数や名前など、企業や職種によって多岐に渡ります。

中には同じデータ入力でも目で見て入力するものではなく、耳で聞いたものを入力していく業務もあります。

例えば、会議の場で出た意見を入力する作業は、会社の議事録や、今後のための資料を作るうえで役立ちますね。

また、入力速度がすごく早かったり、入力技法を習得すると、テープおこしといった業務で活躍できます。

新大阪事業所では「音声データ入力」として、社員が読み上げた文章をワードに入力する訓練を行っています。

文章内容は、時事内容や文化など様々なものがあり、色んな場面のものを入力していきます。

読み上げている時は質問をしないルールです。もし会議の場と想定するとしたら、話の流れを遮ってしまうからです。

わからない漢字や変換が追いつかない場合はひらがなやカタカナにしておき、とりあえず聞こえたまま入力しておく、聞き逃した部分は空白にしておくなどの工夫をしておけば、後から具体的な質問につなげることができますね。

読上げ用の原稿

社員は同じ文章を2度程読み上げます。
1度目で打ち切れた人は、文章に間違いがないかを確認して、聞き逃した部分がある人は穴埋めのチャンスがあります。

そして、後から文章の原稿が配布されるので、打ち込んだ内容に間違いがないかの確認をすることで、勘違いに気づいたり、質問項目が浮かんできたりします◎

チャレンジド・アソウが取り組む「聞き取ったものを書きとる」というトレーニングは、

「できる、できない」ではなく「聞いたことを残せるようにする」ことが目的です。

聞くことに慣れると、仕事における様々な部分で活かされるでしょう。

最初はうまくいかなくて苦手意識を持ってしまったりすることもあるかもしれませんが、何度も練習すれば「聞取る力」「タイピングの技術」も向上するはずです。

まずやってみて、失敗や成功を繰り返して成長する。

チャレンジド・アソウは訓練生のみなさんの成長の場であるように取り組んで参ります。

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