こんにちは!大阪事業所の越智です。
昨日は台風一過で晴れ渡り、また夏らしい日差しが戻ってくると思いきやまた雨。
大粒の雨が気まぐれのように短時間で激しく降りました。
布団や洗濯物を干したいところでしたがそうはいかないものですね。
私は数年前一人暮らしをしている頃、いい天気と思って布団を干して買い物に出かけました。
スーパーから出ると暗雲が立ち込め、雷鳴が響き渡り、そしてすぐに激しい雨が!
雨の中自転車でズブ濡れになりながら帰宅し、ドライヤーで必死に布団を乾かしたのを思い出しました。
生活の面でも、予測や経験から学ぶことが多いと感じる今日この頃です。
さて、今回は8月7日に行われた社員研修のレポートです。
今回の社員研修は「就労支援におけるアセスメントの実施方法」についてです。
外部より講師の方にお越しいただき、大阪事業所、新大阪事業所の社員全員で受ける講義でした。
アセスメント…?なんだか難しいカタカナの用語が出てきましたね。
私も他の社員が話しているのを聞いたことがあり、なんとなく「状況のききとり」を指す言葉なんだろうと思っていたのですが改めて言葉の意味を調べてみました。
調べてみると、アセスメントとは、【面談者・相談者の基本情報や主訴を把握し、その人の課題を明らかにするもの】とのこと。
今回の社員研修は、そのアセスメント方法の一部を学びました。
講義ではアセスメントを行う理由や、複数のアセスメント方法を学びました。
そしてその後のグループワークでは、講師の方が実際に担当した事例をもとに、アセスメントツールMSFAS(ムスファス)を活用した相談方法について話し合いました。
MSFAS(ムスファス)とは、就労支援の場におけるストレス・疲労を把握し、対処方法を検討するツールです。
対象者の情報を収集し、自己理解を促進するために13種類のアセスメントシートで構成されています。
「あなたがこの事例の相談者の担当になったらどのアセスメントシートを選びますか」
与えられた時間は10分間で、意見を出し合い、まとめます。
今回の演習のために配布された資料も多めで、たくさんの情報が記載されていました。
グループ演習ではまず自分の意見を考えるために、MSFASのアセスメントシートを見直してまとめます。
社員はみんな必死の様子で、紙をパラパラとめくる音と、激しく窓をたたきつける雨音だけが響いていました。
私は「ウーン、むずかしい…」と思わず声に出してしまいましたが、グループメンバーに意見を出し合って発表に臨みます。
それぞれの視点から色んな意見が出るので、結局どの方法も必要なのでは?と中々絞り込むのが難しかったです。
社員たちはそれぞれ冷静に考えた発表をしていました。
そして全てのグループの発表後に講師の方から「私たちはこのように行いました」と対処例を教えて頂きました。
アセスメントは学校のテストのような正解や不正解はないとされていますが、複数の方法の中で適切なものを見出すためには、やはり複数人で考えることが重要であると痛感しました。
チャレンジド・アソウを利用して頂くにあたって、訓練生それぞれの課題発見や支援の方法を見出すためにアセスメントは必要です。
訓練生の方の通所生活をより実のあるものにできるよう、社員一同これからも精進して参ります!
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