【広島事業所】『怪物』と「結論の飛躍を避ける」

こんにちは。チャレンジ・ドアソウ広島事業所の水川です。
梅雨明け間近ですが、暑い日が続いていますね。皆さん体調は大丈夫でしょうか。

さて、先日ようやく映画『怪物』を観に行くことが出来ました！
広島事業所のすぐ近くにある八丁座というミニシアターで、ゆっくり鑑賞しましたよ。
(※もちろん、お休みの日ですよ～)

美しい自然を背景に、ピアノの旋律に乗せて繰り広げられる不穏な出来事…
この映画の原作は、推理小説なんですね。
登場人物それぞれの視点から見た、周囲の人々の姿が描かれます。
私も感情移入して「この人が怪物？いやこの人かも…？」とドキドキしながら推測しました。

このような“推測から生じる誤解”について、広島事業所では「結論の飛躍を避ける」という
カリキュラムで学んでいます。
日常生活の中で、私たちは多くの推測をしながら他者を見ていますが、そのことが誤解(＝結論の飛躍)を生んでしまうことも多くあります。

カリキュラムでは、
・他の解釈を考え出す
・事実と推測を区別する
・証拠を多く集める
などの演習を通して、推測からの誤解を減らし、良好な人間関係の築き方を学んでいます。
興味を持たれた方はぜひ見学にお越しくださいね！

物語の終盤、「ぼくは幸せになれない…」と言う主人公に、校長先生が言います。
「誰にでも手に入るものを幸せって言うんだよ。」
本当の怪物は、誰だったのでしょうね？

【訓練生からの一言】
今回はチャレンジド・アソウに来て学んだことを訓練生さんが教えてくださいました。
「出来る自分を職員さんと探し出す。出来ることを見つけたらそこに集中する」
前向きですばらしい言葉ですね！

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