毎日暑い日が続きますね。
学生のみなさんは久しぶりの行動制限の無い夏休みを満喫されているのではないかと思います。
夏休み期間に入ると、美術館では大人も子どもも楽しめる企画展が催されますが、私も久しぶりにゆったり静かに美術館を楽しんでまいりました。
訪れたのは三次市にある奥田元宋・小由女美術館。日本のマンガ・アニメ界の巨匠・手塚治虫の生涯と業績を多角的に紹介した『手塚治虫展』です。
手塚治虫さんは作家として2つの顔がありました。ひとつは「マンガ家」もう一つは「アニメーター」です。アニメーター・手塚治虫は国産初の30分テレビアニメシリーズの放送を成功させるなど「不可能」と言われることに挑戦。この企画展ではその手法についても紹介がありました。
みなさんは1秒間のアニメに何枚の絵が必要かご存知ですか?その数なんと24枚!30分アニメとなると気が遠くなる枚数です。
担当の方が不眠不休体制でひたすら作業に打ち込んだものの、それでも間に合わない。納期に追われながらさまざまな工夫を重ねるうち、やがて自分たちなりの省略法(=リミテッドアニメ)「簡単で、動画枚数のかからない、動かし方のパターン」を見つけていったそうです。
前述の1秒当たりの絵の枚数は8枚にする『三コマ撮り』に、顔と身体はそのままで、腕や足だけ動かす『部分』、セリフをしゃべる時に口だけ動かす『口パク』など。その手法は現在のアニメ制作にも応用されているそうです。
ここからは私の想像ですが、この省略法に至るには、今までの常識を打ち破るのですからその思い込みを一旦壊しアイデアを出すこと自体とても勇気がいることだったと思います。また、さまざまな工夫についてアイデアを出してくれた人の意見を尊重し合い、「まずは試してみようか」と多様性を認め合う職場であったのではないかと思います。
マンガやアニメの美しい絵や世界観、そしてその仕事観に感動を覚えた一日でした。
プライベートの時間を充実させることは、意外にも仕事について考える時間にもなりました。
たくさん刺激をうけることは公私共にモチベーションの向上につながっていきます。
暑い日が続きますが、お休みの日もしっかり楽しんでいきたいですね。
チャレンジド・アソウでは、健康管理・対人スキル・基本的労働習慣など「働く為の準備をする」「働き続ける為の準備をする」カリキュラムを用意しております。仕事について考える時間、チャレンジド・アソウで作ってみませんか。ご興味のある方は是非見学にお越しくださいね。
(参考)手塚プロダクション監修 『手塚治虫展』
山本瑛一著『虫プロ興亡記』
8/16(火)10:15~11:45 CCフィットネス
8/17(水)13:00~13:50 基本的労働習慣(秘書検定に学ぶマナー)
8/19(金)13:00~13:50 対人スキル(ポジティブ思考になろう)
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