※今年度から庶務でも事務でも作業系でも、就職後にSNSの発信が業務に入る場合があるので訓練に取り入れる事になりました。
初めまして訓練生Sです。
(断り切れずに)園芸係になり早数か月。
今回から広島駅前で育てている野菜についてつぶやこうと思います。
世の中に、「雑草魂」という言葉があるように、植物というものには、時折、私達を驚かせる何かを持っている。
例えば、幸運を呼ぶ、四つ葉のクローバーならぬ、五つ葉のクローバーや、触ると、お辞儀をするようになってしまう、オジギソウ。
更には、虫や小動物を捕食する食虫植物などなど、植物は、生命力という名の貪欲さを秘めた生命なのかもしれない。
それは、夏野菜の代表格である、トマトも同じだったようで、窓側にある、横長のプランターに植えられたトマトは、まるで、夏の猛暑を自分のものにするかのように、大きくなっていた。
そもそも、今現在、園芸係を担当してる、私とトマトの出会いは、アソウの職員に
「次はどんな野菜をそだてたいか?」
と、尋ねられたことから始まった。
この時の私は、まだ園芸係を担当しておらず、何故、私に聞くのだろうと思いつつ
「ミニトマトがいいじゃないですか?」
アソウの職員に対し、そう答えた。
ちなみに、その時から、園芸係の後任になるんだろうなと、心の中で察していたのは、言うまでもない。
それから数日が経った頃、私は、アソウの先輩であり、園芸係の前任である、Yさんと共に、模擬就労で、ある仕事を与えられた。
その仕事は、アソウの近くにある花屋で、ミニトマトの苗を買ってくる、という内容だったのだが、花屋に、トマトの苗があるかどうかの確認をしなければならないため、必然的に、外線を使わなければならず、この仕事で、私は、始めて外線を行った結果、模擬就労で行われる、外線練習に積極的に参加するようになったのは、また別の話である。
そして、その足で花屋に向かったが、花屋まで15~20分掛かった上に、雨という悪天候だったため、トマトの苗が濡れないように気を付けながら、私とYさんは、トマトの苗と共に、アソウに帰還し、その苗を植えたのだった。
なお、その時に買ったミニトマトの苗は、三つで一つのセットとして売られていて、その金額は何と100円!!
この破格の金額もあってか、私達は、そのミニトマトを購入したのだった。
そして、それをプランターに移し替え、トマトを育てる準備が完了するのと同時に、私は、Yさんから、園芸係を引継ぎ、園芸係として、トマトと、壁に掛けられている植物の水やりを行っている。
しかし、この時の私は知らなかった。
トマトを植え替えたのはいいものの、想像以上に成長することを
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