こんにちは。チャレンジド・アソウ博多事業所の吉原です。
今日は「聴く」ことのお話。
「聞く」じゃなくて「聴く」、
いつも訓練生には、「聴く」の大切さを伝えています。
二つの漢字の意味、知っていますか?
聞く・・・音や声を耳に感じ認める意
聴く・・・聞こえるものの内容を理解しようと思って進んできく意
(日本新聞協会『新聞用語集』より)
という違いがあるのです。
要は、「聞く」は受け身で、「聴く」は意志的。日本語、深い。
なので、コミュニケーションにおいて相手ときちんと向き合おうとする際は、
「聴く」姿勢もとても重要です。
訓練生の中には「話すのは苦手だけど聞くのは楽」と思っている方もいます。
たしかに受け身なら楽かもしれません。
でも、自分が一生懸命話しているとき、相手がうわの空だったらどう思いますか?
「わかってくれてるのかな?」
「話、つまんないかな?」
と、いろいろ不安がわいてきて、話を切り上げたくなりますよね。
こうなると、コミュニケーションは成立しにくくなります。
コミュニケーションとは相手と自分がわかり合うためのものです。
「話し手」「聞き手」どちらが楽、ということはないのです。
お互いが理解し合うための「聴く」態度を意識しましょう。
相手に「しっかり聴いている」ことを伝える態度としては、
① 相手に身体をむける
② 顔を上げる(要所要所で目を見る)
この2点を心がけるだけでずいぶん違います。
できるならプラスしたいのが、
③ ときどき、うなずきや相づちを入れる です。
博多事業所の訓練生にも同じ話をしたので、
トレーニング中、みなさんが実践するようになってきました。
社員が話している時に、ずっと下を向いていた方が、
顔を上げただけでガラリと印象が違います。
話し手としては、「大丈夫かな?わかってるかな?」から
「よし、しっかり聴いてるな」と手ごたえを感じます。
①と②の実践だけでも、かなり変わることができますので、
コミュニケーションが苦手と感じている方は、
「聴く」ことも意識してみてください。
【講座風景の見学】
11月29日(月)午前
12月3日(金)午前
【パソコン・作業風景の見学】
11月29日(月)午後
12月2日(木)終日
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