こんにちは。チャレンジド・アソウ博多事業所の山本です。
訓練生には「適切な言葉づかいができるようになりたい」という方も多いです。
過去に仕事をしたことはあっても、正しい敬語が分からないとか、分かっていてもすぐに言葉が口をついて出てこないといった悩みがあるようです。
とくに吃音のある方はその苦労が大きいです。
そこで、どうすれば適切な言葉をスムーズに喋れるようになるか、ご本人と会話の練習を重ねながら対策を考えます。
たとえば、話しかけたい相手が誰かと話をしている最中であるとします。
最初にこちらから提示したお手本トークは『お話中すみません』でした。
短いセリフですが、使い慣れていない言葉をスムーズに言うのは難しいようです。
そこで「お話中」を隠し、『すみません』だけにするとスッと言えました。
また、「○○さん、今よろしいでしょうか?」というトークでは、「今」の部分で躓いてしまうため、「少しよろしでしょうか?」に変えると言いやすくなりました。
人それぞれ、生活で培った言葉づかいのクセみたいなものがあるのでしょうね。
言葉づかいには何通りも正解があります。
敬語や言い回しを間違いさえしなければ、言いやすい言葉づかいを探し、それがスムーズに言えるよう練習するのが近道だと思います。
言葉づかいに限らず、様々なスキルアップのための近道を一緒に探しましょう!
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