博多ブログ
文字を書くという当たり前のことが難しい

文字を書くという当たり前のことが難しい

こんにちは。チャレンジド・アソウ博多事業所の山本です。

発達障害の方の場合、字を綺麗に書くことが苦手な方が比較的多いようです。
学習障害(LD)の書字障害のように「文字が書けない」というほどではないけれど、どうしても綺麗に書くことが難しいというものです。

このような場合、細かい作業も苦手であることも多いようです。これは視覚からの情報と指先の作業との連動が、上手くいかないことが原因です。

実は、私自身も字を書くことがとても苦手です。子供の頃から字が汚いと言われ続け、今ではことあるごとに自分から先に「字が汚いんです」と言う癖がついてしまいました。
例えば、人に見せるものでなく、自分のためのメモであればこんな字になります。

また、汚いだけでなく「頭で思っている通りの字にならない」という悩みもあります。
例えば「マクドナルド」と書きたいのに、「マ」ではなく「ア」と書いてしまったり、特定の漢字(例えば就労の「労」)がいつも正しく書けないといったこともあります。
なのでレポートを手書きで出さなければならない場合はとても苦痛です。

私の場合は字を書くのが苦痛なだけで「障害」とまではいきません。でも発達障害の訓練生の方には字を書くことが仕事において障害となる場合もあります。

例えば「封筒の宛名き」という作業で、レイアウトが上手く判断できない方がいます。
封筒1枚の宛名書きをするのに5分以上かかってしまい、しかもレイアウトに気を取られ、文字を丁寧に書くことにまで余裕が持てないようです。
自分でも苦手であることが分かっているので、必要以上に緊張し力が入っています。

障害特性に起因するものであれば、上手く書けるようになるのにも限度があります。
でも「その状況に慣れる」ことにより、緊張しなくなることは出来ると思います。苦手であることを相手に伝えることができれば、時間を多めに貰うこともできます。


世間一般では当たり前と思われている『字を書く』こと。この「当たり前」のことが困難であることの大変さは、なかなか理解してもらえないかもしれません。

自分でちゃんと苦手であることを認識し、対応策を取れるよう準備しておきましょう。

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