こんにちは。福岡本社の佐藤です。
先日実施したグループワーク貿易ゲームについてリポートします。
貿易ゲームとは??
紙を資源、はさみなどを生産道具に見立てて製品を生産し、できるだけ多くの富を築くワークです。
現実の国家においても先進国、新興国、発展途上国など、
国によって資源量や技術力に差があるように分けられたチームによって、
事前配布する紙(資源)やはさみなど(道具)の数量に差をつけて、
ワークを通して「貿易」「世界の国家間の諸問題」を疑似体験してもらいます。
まず各チームごとに国名をきめてもらい、その後、道具の入った袋を配布します。
ここで、袋の中身は全部違います。不公平~うちのチームは○○がない~
社会に出ると不公平は当たり前です。ここからどのようにワークをするのか、富を増やすかが、このワークのポイントです。
製本見本も2ヶ所しかありませんので、メンバーで協力してメモをして行きます。
そして、製品を作成します。
架空のお金もあります。
道具がないチームはお金で道具をレンタルしたり、
資源(紙)がないチームは物々交換をしたり、
交渉が上手な人、何度も断られる人、チームよって違いがあります。
出来た製品を銀行に買いとってもらいます。
実は銀行が2ヶ所ありますが、1つは厳しい銀行で、製品の質が悪いと買い取って
貰えないチームが続々。
ここで諦めるチーム。
すかさず隣の銀行に行くチーム。
隣の優しい銀行は何でも買い取ってくれます。
同じ製品が増えると供給過多で値下がりします。
社会ではよくありますよね。
そして結果発表
なんと、資源が多くお金が少ないチームが1位・2位になりました。
1位になったから良かったではなく、振返りが大切な時間です。
各チームどうしたら良かったのか話し合ってもらいました。
- 他のチームと同盟を組んで一緒に進めればよかった
- 早めに製品を銀行に持っていけばよかった
- 役割分担を明確にすればよかった
沢山の気づきがありました。
このワークは情報収集と他チームとの協力がポイントなんです。
物々交換をしたり、道具を購入したりと出来るだけ交渉することで、製品が作成出来ます。
最終的には、資源があるチームと道具があるチームが協力すればもっと多くの富が得れたのでは?
チームで競い合うようには言わなかったですよね。
貿易ゲームは世界経済の縮図です。
経済の縮図はこれから企業で働く上で理解しておかないといけないことです。
ゲームを通して色々な事を学ぶ事ができました。
チャレンジド・アソウでは楽しみながら学ぶことを目指しています。