こんにちは
福岡本社の井上です。
今回は「言葉を言い換える」をテーマで
お話ししたいと思います。
先日、ある会場に入ろうとしたとき
「前のドアから入らないでください」という張り紙がありました。
なんだか、注意をされているように感じました。
同じ内容ですが
「後ろのドアからお入りください」とした方が
優しく聞こえるのになあと、その時、思いました。
自分の気持ちを伝える時や、何かを表現する際、
うまく言い換えようと思ったことはありませんか?
日常会話の中で、言葉の選び方によって、
相手に良い印象を与えたり、逆に不快感を与えたりもします。
例えば「安いですね」という言葉で褒めたつもりでも、
もしかしたら「安っぽいってこと?」と
受け取る人がいるかもしれません。
「地味な色」を、プラス言葉に言い換えて
「落ち着いた色」としたり
居酒屋に行って大きな話し声が聞こえたら
「うるさい」と言うのではなく、
「盛り上がっている」と言い表すこともできます。
「運動は健康を維持するために必要ですが、継続することは大変です」を
「運動を継続することは大変ですが、それによって健康を維持できます。」と
言葉の順番を入れ替えただけでもプラスな表現に変化します。
同じ結果を述べていても、採用する言葉や視点によって、
マイナスワードをプラスワードに変えることができます。
それは相手の長所探しをすることにつながり、
コミュニケーションを円滑にするうえでも、とても役立ちます。
ほんの少し言い方を変えるだけで、あなたの印象も良い方向に変わるはず。
ぜひ「言い換える」言葉を探してみましょう。
また、どんな言葉を使うかだけでなく、
どのような態度、行動で伝えるかも忘れてはいけないポイントです。
今週、就労移行支援事業所 チャレンジド・アソウ福岡本社では
「言葉の伝え方」と題した特別講座を行います。
お互いに気持ちよくコミュニケーションをとり合うためのポイントを学びましょう。