九州大学で学生向けの就労支援セミナーを実施しました

九州大学で学生向けの就労支援セミナーを実施しました

11月16日 九州大学「サキドリ!就職講座-基礎編①-」

九州大学で就労支援セミナーを実施しました

この就労支援プログラムは、九州大学の学生支援課就職支援係とコミュニケーション・バリアフリー支援室が協同で、在学する障害のある学生に向けて今年度より開催しているもの。


これまでに「すぐに役立つアルバイト講座」を実施。今後は「サキドリ!就職講座-基礎編②-」として面接対策を計画しており、就労を見据えた段階的な企画で、就職活動に向けた自己理解を促しています。

 

講師はチャレンジド・アソウの佐藤が担当

 

「基礎編①」は主にエントリーシートについての講座でしたが、講座最終回の第4回目となる今回は、「多様な就職と学外機関について」をテーマに就労移行支援事業所チャレンジド・アソウが学外講師を担当。障害を持つ方の雇用形態をメインに、障害者雇用の現状や福祉サービス、特例子会社や採用企業などに関する講座を行いました。

 

学生はメモをとりながら、「正社員と契約社員の違いは何か」「障害は開示した方がよいか、しない方が働きやすいのか」など積極的に質問し、就職に対して熱心に考える様子が見られました。

 

講座後は九大職員の皆さまも一緒に振り返り

 

講座終了後には受講した学生に就職支援課の職員、チャレンジド・アソウの社員を交え、全4回の講座の振返りを行いました。

 

受講した学生

「初めて聞くような内容だったので自分の中でいろいろな考え方や感情の変化が起こった。自分がどの程度の障害をもっているかなど、自分自身の症状を詳しく知る必要があると感じた」

 

学生支援課就職支援係・亀田さん(第1回の講座担当)

「これまでの講座を見て、皆さんが自分のことが少し理解でき、さらに自分のことを人に話すことができるようになるまでの変化が感じられた。さらに今日は、就労に関する知識を身につけることができたのではないかと思う。今後も不安なときは、まずは学生支援課の就職支援係を頼ってほしい。」

 

 

九州大学では引き続き、「サキドリ!就職講座-基礎編②-」が実施されます。
今回のセミナーをきっかけに、就職に不安を抱える学生が解決の足掛かりを見つけられるようになればと思います。

 

就労移行支援とは?面接で聞かれる3つの質問

 

 

ビジネスマナーからビジネスコミュニケーションまで、講座内容は多岐に渡ります!