障害者の方の就労移行支援
【わかりやすい】就労移行支援の内容・中身を徹底解説!

就労移行支援利用の際に受けることができる訓練内容やプログラムとは

「就労移行支援って、名前はなんとなく聞いたことあるんだけど、どんな内容なんだろう?」こんなふうに、就労移行支援という名前を聞いても、実際の中身や内容についてはよくわからないという方は多いのではないでしょうか。

就労移行支援に興味を持ったものの、内容が詳しくわからないのでは何のアクションも起こせませんよね。そこで、こちらでは就労移行支援の具体的なサービス内容や訓練内容について解説します。

この記事を監修しているチャレンジド・アソウで実際に行われている訓練内容なども紹介しているので、就労移行支援の中身・内容についてご興味のある方はぜひ続く内容をご覧ください。

就労移行支援事業所で受けられるサービスの流れや内容

就労移行支援事業所で受けられるサービスの流れや内容

就労移行支援事業所の利用を始めると以下のような流れでサービスを受けることができます。

  1. 就労移行支援事業所の専門スタッフによるカウンセリング
  2. 訓練内容の決定
  3. 各種ビジネススキルやマナーの習得
  4. 職場体験や現地実習
  5. 就職活動準備
  6. 就職活動中のサポート
  7. 職場定着支援

このように様々なサービス、プログラムを受けることができるのが就労移行支援事業所利用者が年々増えている理由と言えるでしょう。

それぞれの項目、特に訓練内容を中心にもう少し詳しくみてみましょう。

就労移行支援事業所の専門スタッフによるカウンセリング

就労移行支援事業所の利用がスタートするとまずは事業所の専門スタッフによるカウンセリングが行われます。

カウンセリングは本人、家族、スタッフの3者で行われることが多いです。

訓練内容の決定

カウンセリングで利用者の障害や病気を把握し、さらに利用者の強みや改善するべき点を元にこれから就労移行支援事業所で受ける訓練内容やスケジュールを決定します。

ちなみに、就労移行支援事業所の利用は原則2年間までとなっています。この2年間のうちに利用者に適した就職先を見つけることが、就労移行支援事業所の使命です。

各種ビジネススキルやマナーの習得

本人の特性を元に決められた訓練内容に沿ってビジネススキルや仕事をしていく上でのマナーや報・連・相と言われる職場でのコミュニケーションの取り方などを習得していきます。

訓練内容を紹介したいところですが、文章のボリュームが大きいので一旦ここでは省略して、後でまとめて紹介したいと思います。

職場体験や現地実習

就労移行支援事業所の内外で職場体験プログラムや現地実習を行います。
具体的には就労移行支援事業所内で仮想の職場を設定し、様々な業務を行なってみます。

業務は事務や軽作業、食品加工、機械製図や清掃、クリニーングなどがあり、いろいろな職種を体験してみることで適性を見つけ出します。

現地実習は就労移行支援事業所が提携している地域の様々な会社や企業、工場などで実践的な業務を行います。

就職活動準備

目標とする企業や職業が定まったのち、就職活動を始めるための履歴書の書き方や面接のマナーなどを習得するためのカリキュラムを受けます。

また模擬的な面接を行うことにより経験を積んでいきます。

就職活動中のサポート

就労移行支援事業所は職業斡旋所ではないのでハローワークや人材派遣会社のように直接企業や会社を紹介することはありません。

しかし利用者が希望する就職ができるように、ハローワークや人材派遣会社の間に入ったり、必要であれば面接に同席したりもします。

職場定着支援

2年間という就労移行支援制度利用期間中であれば、利用者が就職に成功した後も、就労移行支援事業所のスタッフは利用者が職場に定着できるように支援を行います。

障害や難病を抱える方は就職するよりも、その職場に定着することの方が難しいと言われています。

就労移行支援事業所は労働環境や条件、上司や企業とのコミュニケーションなどの調整をします。

就労移行支援の訓練内容を実際の例を交えて解説!

就労移行支援の訓練内容を実際の例を交えて解説!

それでは、ここで就労移行支援の訓練内容をわかりやすく解説していきましょう。ここでは、一般的な就労移行支援事業所の訓練内容とチャレンジドアソウで実際に行われるカリキュラムを紹介していきます。

一般的な訓練内容(各就労移行支援事業所によって異なります)

パソコンスキル word
Excel
PowerPoint
タイピング
データ入力
アンケート入力
ビジネス文書作成
ビジネスメール作成
HP制作など
ビジネスマナー 挨拶や敬語など
電話対応
来客対応
お茶出し
名刺交換
身だしなみ
報連相
タスク管理
コミュニケーション 社会生活技能
職場対人技能
グループディスカッション
シミュレーション 軽作業
DM宛名書き
検品作業
領収書・納品書・請求書など
伝票整理
運動やリラックスなど ダンス
ヨガ
ウォーキング
音楽療法
アロマテラピーなど

チャレンジドアソウの実際のカリキュラム

参考までに、チャレンジドアソウのカリキュラムには、下記のようなものがあります。

  • ビジネスマナー
  • ビジネスコミュニケーション
  • パソコン操作
  • 実務実習

特に、実務実習は豊富な提携先を持つチャレンジドアソウならではの多種に渡る実習があり、難易度によって実習内容を変えられます。詳しくは、就労移行支援チャレンジドアソウのカリキュラム紹介ページをご覧ください。そちらのページでは、毎月更新で今月に実際行われる就労移行支援カリキュラムの紹介も行われているので、更に就労移行支援の訓練内容を実感できるかと思います。

訓練内容によるが一回の利用時間はおよそ4時間

訓練内容にもよりますが、チャレンジド・アソウであれば10時に朝礼開始、終了は15時となっていますので、休憩をぬけば実質4時間ほどとなります。

事業所選びは訓練内容と就職実績で選ぼう

事業所選びは訓練内容と就職実績で選ぼう

いかがだったでしょうか。今回は就労移行支援制度を利用する際に受けることができる訓練内容やカリキュラムを中心に、就労移行支援制度利用時の全体の流れを解説しました。

ご紹介したように年々就労移行支援事業所を利用する人の数は増えています。
そして、就労移行支援事業所を利用して就職に成功している人の割合も非常に高いです。

ただ、就労移行支援事業所選びはどこでも良いというわけではありません。良くない就労移行支援事業所では訓練内容が乏しかったり、就職実績が2割りを切るような非常に悪いところがあります。

そういった良くない就労移行支援事業所に選んでしまわないためにも、就労移行支援事業所選びに大事なのは、自分にあった訓練内容やカリキュラムが用意されているか、また実際にその事業所に通うことで就職することができるのか(就職実績)です。

せっかく就労移行支援を利用したのに就職できなかったといったことを避けるためにも、就労移行支援事業所を選ぶ際には訓練内容と就職実績を必ずチェックするようにしましょう

参考までに、この記事を監修しているチャレンジド・アソウは充実した職業訓練内容とプログラム、そして業界トップクラスの就職実績(85.7%) 、企業への職場定着率(90%)を誇ります。

これから就労移行支援事業所を選ぼうとお考えの方は、ぜひ一度チャレンジド・アソウにお問い合わせください。

まずはお気軽にお問合せください。

みなさんに安心してご利用いただくために、チャレンジド・アソウでは事業所見学や体験利用をおすすめしています。
実際にご自身の目で事業所の雰囲気やプログラムを
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