城間選手講演会 ―障害があったからこそ強くなれた。
発行:福岡本社
今年はリオ五輪が開催され、夜まで実況中継を見て盛り上がった方も多いと思います。その熱も冷めない9月28日、将来を期待される若手障害者アスリート、車いす陸上の城間選手が登壇し、チャレンジド・アソウの訓練生に向けて講演会が行われました。
城間選手は、先天性の病気から両ひざ下の感覚が全く無く、3歳から車いす生活を送っています。
小学生の時に観に行った障害者陸上のイベントで、競技用車いすやレーサーに出会い、かっこいいと憧れ練習を始めました。
様々な大会に出て優勝し、記録更新する事に喜びを感じるようになり、また、様々な方から応援してもらうことで、昔は嫌だった自分の障害に対して、逆に、“障害があったからこそ精神力が強められた”と自信を持てるようになったそうです。
「スポーツはできない事をできるようにしていくこと。夢は簡単には叶わないが、一歩一歩前向きに努力していきたい。できない時は一歩下がってどうしたら良いか考えることも必要。常に周りに支えてもらっているという感謝を忘れず、今度は自分が沢山の人を笑顔にしていきたい」と語る城間選手はとても輝いていました。
城間 圭亮(しろま・けいすけ)
1996年沖縄県生まれ。チャレンジド・アソウの親会社である㈱アソウ・ヒューマニーセンター内、障害者スポーツ選手雇用センター シーズアスリートに所属する車いす陸上選手。二分脊椎症で生まれつき両足に麻痺がある。
就職に向けた活動の記録
発行:広島事業所
クローバー合同面接会の様子
8月27日(土)、障害者向けクローバー合同面接会が、広島産業会館で開催され、 訓練生5名と社員2名で参加させていただきました。
当日参加した企業は5社で、企業の他に、就職に関する相談所も設けられており、 チャレンジド・アソウからは3名が、社員の助けも借りつつ、面接を受けました。
見学の2名は、メモを取りながら観察して回り、面接時のマナーや言葉遣いを見聞きし、 次の面接会に活かすための参考にしました。
~面接を受けた訓練生の感想~
訓練生 Kさん
「私は、アソウの社員の方が隣に居られることにより、 安心感を得つつ、面接を受けることができました。
発症時期、自身の障害に対する対応など、障害のことを、 真剣に聞いていただける機会となりました。 」
「就活」の時間
「就活」のカリキュラムでは、就職活動に必要な知識を培う訓練を行います。
今回は、履歴書を作るために必要な「自己アピール」の書き方を学びました。誰もが苦手意識を持っているこの欄ですが、自分の持っている強み、という角度から探っていきました。また、訓練生同士でペアになり、相手の良いところを褒め合う中で、自分の強みに気付くという訓練も行いました。
実際に履歴書を作成する際には、社員の添削が入るので、安心して書くことができます。
面接練習
10月17日(月)、ハローワーク合同面接会が開催されるということで以前から面接練習を導入しています。社員と実際に面接をし、主に、目線や姿勢、言葉遣いなど質疑応答の練習をします。
面接練習は、事前に、社員に希望の日時を伝え、都合を合わせていましたが、ハローワーク面接会が近いので、新たに「面接練習予定表」を作り、そこに名前を書いて“この日に練習がしたい”と、それぞれの意思を伝えることができるようになりました。
希望日・時間帯が被ってしまった場合は、社員を交え相談をした上で、最終的な希望を聞き、練習をします。
また、ビデオを撮り、その様子を確認することもあります。
クリニックのディケアで出前講座を行いました
発行:大阪事業所
ディケアに通われる方々にチャレンジド・アソウ大阪事業所について、またトレーニングの一部を体験いただきました。
就労移行支援事業所に通うことが、「就労」にどのように繋がるのか。
しっかりと実感して頂ける講座になっております。
実施内容
①事業案内 ②アスクル検索 ③レシート集計 ④時計
(②~④はカリキュラム「マイチャレンジ」より)
実施クリニック
- 東布施クリニックデイケア
- みこころクリニックデイケア
- 浅香山病院デイケア
就職決定者のお祝い
3名の方が就職決定されました!定着支援でしっかりとサポートしていきます!
●2016年9月1日 ~ 大阪府ハートフルオフィス(Tさん、Oさん)知的障害
→ 就職が決まったおふたりにインタビューを行いました
●2016年10月1日 ~ 株式会社西日本電気システム(Oさん)精神障害
→ 就労移行支援事業所での取り組みを紹介します