♦インタビューにご協力ありがとうございます。まずはプロフィールを教えていただけますでしょうか。
診断名はうつ病です。チャレンジド・アソウ広島横川事業所には、約1年通所し、六月に入社して入社一か月目です。
♦チャレンジド・アソウを利用する前はどのような状況でしたか。
AHC広島支店のあすはれに週1日通いつつ、毎月の通院を行っていました。症状自体は改善されつつあったものの、社交不安が残っていた状態でした。
♦障害特性について教えていただけますか。
うつ病、特に睡眠障害と頭痛がひどかったです。
♦チャレンジド・アソウを利用してみての感想を教えてください。
スキルや資格に関するアドバイスを頻繁にしていただき、相談など行えば適切なアドバイスを行ってもらいました。メンタルケアの方法についても、月に一度のアセスメント面談で相談に乗ってもらいました。
♦チャレンジド・アソウでどんなことに取り組みましたか?印象的だったことはありますか?
グループワークを中心に、報連相や業務に関わる模擬練習を行ったことが印象的でした。
♦それでは今の会社や職種で働きたいと思った理由を教えていただけますか。
PCスキルおよび、簿記などのバックオフィスに関連するスキルをチャレンジド・アソウで学んだこともあり、自分の適正はこちらの方面にあるのではないかと思い、事務職を希望しました。
♦現在の仕事内容について教えていただけますでしょうか。
総務人事に関する事務作業(PCメイン、たまにチラシ整理)
♦仕事をする中でやりがいや、大変だったことはありますか?
初期の仕事を覚えつつ、周囲の環境に慣れていくことが大変でした。
♦ありがとうございます。最後に今後の目標を教えていただけますでしょうか。
まずは着実に仕事を覚えつつ、丁寧に業務を完了できるようになりたいです。そのうえでエキスパート契約社員・正社員へとキャリアアップしていけたらと思っています。
♦インタビューにご協力いただきありがとうございました!最後にスタッフからのコメントをご紹介します。
スタッフからのコメント
Oさんは移行支援の利用開始から週5日のペースで全てのカリキュラムに参加されていました。
周囲への気遣いや、自らコミュニケーションをとって場を盛り上げてくださる方でした。特に朝礼時の的を得たスピーチはとても印象に残っています。
ただ、気を使いすぎたり頑張りすぎたりすることで、月に1~2日は体調を崩し休まれていました。そこで、「8分の頑張り、8分の気遣い」を提案した結果、就職前にはご自身にとって楽な過ごし方ができるようになられていました。
高学歴ではありましたが、今まで就職活動がうまくいかず、就労経験もなかったため、就職活動へも一歩踏み出せずにいました。そのため、企業を紹介し、まずは実習をしていただいたところ、そのまま就職へとつながりました。
まだ入社して1ヶ月ですが、今後も継続していけるよう、支援員として気を引き締めてサポートしていきます。
