こんにちは。チャレンジド・アソウ博多事業所の山本です。
今日は「言葉の意図を考える」という講座を行いました。
相手が言ったことを文面通りだけでとらえるのではなく、表情や声のトーンから「なにを意図しているのか?」まで考えましょう、という内容です。
皆さんは人と話をするときに「思っていることの全て」を口にするでしょうか。
私の場合は「言いたいことが10あったとして、実際に口にするは7か8くらい」であることが多いように思います。
それこそ気心知れた相手なら「10のうち5くらい」だけで言いたいことが伝わることもあります。
同じように思っている人は多いのではないでしょうか?
「ここ間違えてますよ?」という言葉には、「間違いを修正してください」という意図が隠れていることがあります。
「体調が悪くて会議に集中できないかも」という相談には、「会議を欠席したい」という気持ちが隠れているかもです。
言葉の文面だけではその意図に気づきにくいので、表情や声のトーンから推察することが必要です。
たとえば「なんであの書類をシュレッダーしたの」という文面だけでは、単に質問しているのか?驚いているのか?または怒っているのか?など判断しにくいですが、言い方と表情によりそれが判断しやすくなります。
コミュニケーションは『話の内容』と『表情や声のトーン』の両方により、相手の気持ちを推し量るものであるということを実感していただけました。
障害特性上、意図が分からないという場合があります。そこは、相手にどう配慮してもらうかを考えていきます。
チャレンジド・アソウでは様々な講座を実施しています。
興味のある方はぜひお問合せください。