こんにちは。チャレンジド・アソウ博多事業所の山本です。
みなさんはご自分の言葉遣いについて気にしたことはありますか?
まず、日本人の多くは何かしらの「方言」を遣っていると思います。
東京など首都圏の言葉であっても「東京弁」といったりしますよね。
たとえ「標準語」と言われるものであっても、どのような言葉遣いを
普通と感じるかは、人それぞれ違うということになります。
たとえば私は福岡で生まれ育ちましたが、大学から大阪に行きました。
大阪弁ってかなり「強い」方言なので、福岡弁で育った自分であっても
すぐに感化されてしまい、数か月後には大阪弁が口をつくようになり、
地元福岡に戻ってきて5年が経つ今でもなかなか抜けません。
このたまに出る大阪弁っぽい話し方について、周りの人達がどのように
思っているかを確認したことはないのですが、特に不快感を与えている
とは思っていません。
それは、方言に関わらず「相手を不快にさせない口調」を意識している
つもりだからです。
地元の方言であろうが標準語であろうが「聞こえが良いか?不快か?」は
口調や言い方や抑揚によるものだと思います。
たとえば何かものを尋ねるとき。
「それは○○ではないですぅ?」という聞き方と、
「それは○○ではないですか?」という聞き方では印象が違いませんか?
どちらも「ですます調」ではありますが、「ですぅ?」と尋ねるよりも、
「ですか?」と語尾をしっかり言い切るほうが、聞こえが良いですね。
もちろん、その方のキャラクターや雰囲気に左右されることもありますが、
「自分の口調って相手にとって心地いい聞こえ方なのかな?」ということを
たまに振り返ってみると良いでしょう。
言葉遣いだけで相手に誤解を与えてしまってはもったいないですからね。