こんにちは。チャレンジド・アソウ博多事業所の山本です。
阪神・淡路大震災が発生してから、もう四半世紀以上が経ったんですね。
当時、私は学生で大阪の豊中市というところに住んでいました。
大学の後期試験の最中で、寝たのが夜中だったのですが、強い揺れで
目が覚めたことを鮮明に覚えています。
部屋の壁は割れ、床には足の踏み場なく物が散乱し、閉めていたはずの
ベランダが開いていて、洗濯機が端から端に移動していました。
それくらいに大きな揺れだったんですね。
揺れが治まると近くの友人宅に安否確認に向かったのですが、灯りという
灯りがすべて消えてしまい、街中が真の闇というありえない状況でした。
幸い私の友人らは皆無事でしたが、電気もつかず水も出ないという状況で
数日間の生活を強いられることになりました。
今となっては詳しくは覚えていませんが、家のトイレが使えなかったので
公園の公衆トイレや大きな商業施設のトイレを借りに行ったりしました。
一人暮らしで食料品を買い置きしていたので、食べ物はなんとかなったと
記憶しています。
それから年月が過ぎ震災の恐怖も薄れていた2011年3月、今度は東北が
大地震と津波に襲われ、改めて天災の恐ろしさを思い出しました。
でもその時は恐ろしさを思い出しただけではありません。
東日本大震災のとき、私は行政のコールセンターの仕事をしていたので
東北支援に関する窓口としての問合せ対応を行いました。
東北から離れた大阪で、どれだけ多くの人々が支援の申し出をされたか。
激務の中、日本って本当に素晴らしい国だなと感動しました。
同時に、いつ何時またこのような天災に見舞われるかもしれないので、
防災の準備をしっかりしておかなければならないと意識しだしました。
なので、東日本大震災以降、自宅には非常食のセットを常備しています。
障がいを持たれた皆さんにとっては、災害時に支援が必要となることが
多いかもしれません。災害が起きたらどうのように行動したらよいか、
知っておくことが大事だと思います。
NHKでは「災害時障害者のためのサイト」というHPを開設されています。
障がい別に情報が掲載されていますので、参考にされてはどうでしょうか。