こんにちは。チャレンジド・アソウ博多事業所の山本です。
チャレンジド・アソウのカリキュラムにはビジネスマナーの講座や
電話応対や接客のロープレも行っています。
正しい敬語が使えるかはもちろん、どのような言い方・聞き方が
好ましいかなど、訓練生同士で役になりきって演習します。
なかなか難しいようで、額に汗しながら頑張る方もおられます。
敬語や言い回しは、知識として学ぶことができます。
でも学んで記憶することはできても、流暢に口に出せるかどうかは
また別の問題であると言えます。
ルールを知っていればスポーツが出来るわけではないのと同じで、
「喋る」ということにも練習と慣れが必要です。
日常会話で正しい言葉を使っているうちに「慣れる」のです。
私は前職でコールセンターの管理運営を行っていました。
教育担当というわけではなかったのですが、結果的に15年の間に
何百人ものオペレーターさんを育成してきたことになります。
入社当初はまだ上手くしゃべることが出来ない方がたくさんいました。
そんな方には「トークが上手い人たちの真似をしたらいいよ」とよく
アドバイスをしてきました。
書いてあることを喋る練習をするだけよりも、人の真似をする方が
抑揚やイントネーションなど雰囲気まで分かるからです。
周囲にお手本となるような人が居ないなら、TVでアナウンサーが
喋っている内容を真似て喋るという方法もあります。
そうして何となく敬語や言い回しが分かってきたら、日常会話でも
それらを使ってみましょう。
タメ口で叱られることはあっても、敬語で叱られはしません。
普段から正しいことば遣いが出来ていれば、電話や接客で改めて
態度を変える必要はないのです。
あまり難しく考える必要はありません。
スポーツやパソコンや勉強と同じで、練習して慣れればいいのです。
たくさんロープレしてかっこ良いことば遣いを目指しましょう!