こんにちは。チャレンジド・アソウ博多事業所の吉原です。
11月に入り、季節が進んだなと感じる日が増えてきました。
私の通勤路の雑木たちもちらほら紅葉しています。
樹々が春や夏は元気な緑をしているのは、多くの日の光を浴びて葉っぱの持っている葉緑体から栄養分を作り出すから。
これが光合成。小学校で習いましたね。
しかし、秋になり日を浴びる時間が減り最低気温が低くなっていくと、光を受けてエネルギーに変換する働きと、そのエネルギーから養分を作る働きのバランスが崩れてきます。
そうなると、葉っぱはそのバランスを保つために色素を作ってギリギリまで光合成を続けようとするんだとか。
だから、寒い北の方から紅葉前線は下ってきますし、冷え込んだ方が紅葉が美しくなるんですね。
自然界は、それぞれのバランスで生命を維持しています。
毎日忙しく過ぎていくけれど、人間以外の生物たちの営みにも目を向ける時間を持ちたいなと思います。
日本の四季は本当に豊か。
今年は紅葉狩りに出かけるのも少し躊躇しそうな状況ですが、意外と身近なところで紅葉している樹があるので、気をつけて見てみてくださいね。