就労移行支援」って、言葉の響きがなんだか難しくて、「どんなものなんだろうか?」と疑問にお思いではありませんか?こちらでは、就労移行支援とは何なのか、知っておきたい様々な疑問について解説していきます。

丁寧にわかりやすくを第一に解説しているので、就労移行支援とは何なのか、ご興味のある方はぜひ続く内容をご覧ください。

就労移行支援とは?様々な疑問を解消しよう!

就労移行支援とは、障害者総合支援法に基づいた障害のある方のための就労支援サービスのことです。この制度を使うと、自分の適性に合った一般企業などへ就労するために、実習を通した知識・技能の向上や適性に合った職場探し、就労後の職場定着などで支援してもらうことができます。(参考:就労移行支援について – 厚生労働省)

そんな就労移行支援ですが、どういった人が対象となるのかを始め、様々な疑問があるかと思います。そこで、就労移行支援にまつわる疑問について、以降で詳しく解説しました。それでは、それぞれの疑問についての解説をご覧ください。

対象者や利用期間はどんな感じ?

就労移行支援サービスの対象者は「身体障害、知的障害、精神障害、難病のある方」です。利用期間は原則2年。期間延長などもありえますが、それでも就職ができない場合は、後述の就労継続支援という制度へと切り替えることも検討できます。

料金っていくらかかるの?

就労移行支援事の利用料金は、厚生労働省によって定められており、9割を市区町村が補助金で負担し、残り1割を利用者が就労移行支援事業所に支払うという仕組みです。

ただし、この残り1割分は前年度の世帯収入によって負担上限額が異なります。基本的に、前年度の世帯収入が低いほど負担上限額も低くなり、0円負担で利用することも可能です。

実際にチャレンジドアソウを利用されている9割の方は、無料で就労移行支援を利用されています。なので、これを機会にご自身の世帯収入をおおまかに計算してみて、どれくらいの利用料金で済むのか確認してみましょう。(負担額上限と世帯収入の関係については、下記の記事をご覧ください。)

就労継続支援との違いは?

就労移行支援は「原則2年」という利用期間の中で、一般企業に就職しその後の就労継続を目指す。一方、就労継続支援は、利用期限はありませんが、一般企業への就職が困難な方に対して働く場所を提供することを目的としています。この「期間」と「目的」が就労移行支援と就労継続支援との違いです。

また、就労継続支援の中には、就労継続A型事業所(雇用型)と就労継続B型事業所(非雇用型)という分類も存在します。大まかに言うと、その名の通り、雇用されるかされないかというもので、賃金や福利厚生に違いがあります。

具体的にどんなことをやるの?サービス内容を確認

就労移行支援では、一体どんなことを行うのでしょうか?ここで、就労移行支援サービスの内容について触れていきたいと思います。

就職を目指すためのトレーニング

就労移行支援とは?そのサービス内容(1)

就職して働き続けるために必要なスキルをトレーニングで習得し、自分とは、障害とは何かという自己理解や職業理解を深め、職場実習を経て、自分のやりたい仕事、できる仕事を絞っていきます。

就職活動支援

就労移行支援とは?そのサービス内容(2)

就職活動に入ったら、社員が、履歴書・職務経歴書の添削や、求人票のチェック、面接同行等をおこないます。就職が決まるまでの間ずっと、社員が相談に乗ります。

働き続けるための就職後の定着支援

就労移行支援とは?そのサービス内容(3)

就職が決まったら支援はそこで終わりではなく、就職後も定着をサポートします。定着支援では、社員が、就職者の職場で起こったことや困っていること等の相談に応じたり、時には企業と相談したりします。

就労移行支援事業所とは?その役割を解説

ここまで紹介した就労移行支援を実際に提供するのが、就労移行支援事業所です。実は、NPO法人、社会福祉法人の他、民間企業も事業所を構えています。そして、各事業所ごとに提供するサービスの内容や質が異なり、当然ながら事業所によって実績も違うというのも知っておかなければなりません。

ここで、参考までに、チャレンジドアソウの実績を紹介しておくと、就職後定着率93.1%という業界トップクラスの実績を持っています。利用者それぞれにに独自のカリキュラムを用意し、就職活動の支援から就職後も面談を通じて手厚くサポートするなど、就労移行支援に全力を注いでいる企業です。

利用するのに必要な手続きは?

制度を利用される際には各自治体の障害福祉課の窓口で「サービス等」利用計画書と本人が障害や難病を抱えている方だということを証明できる書類(障害者手帳や医師の診断書、または通院記録など)の提出が必要です。

まずは見学へ行こう

ただ、いきなり自治体の障害福祉課に行くのではなく、まずは資料請求や見学へ行くなどして、めぼしい就労移行支援事業所を見つけておきましょう。

しかし、先に解説したとおり、就労移行支援事業所は様々あり、そのサービス内容や質も異なります。そうなると、どの就労移行支援事業所を選べばよいか迷うところですよね。そんなあなたにも、迷ったらまずはチャレンジドアソウにご相談してみることをおすすめします。

業界でもトップクラスの実績を持ち、あなたを最適な就職先へと導く自信は満々です!なので、めぼしい就労移行支援事業所をお探しであれば、ぜひチャレンジドアソウへお問い合わせくださいませ。

就労移行支援とは|まとめ

最後にまとめになりますが、就労移行支援とは、障害のある方が自分の適性に合った一般企業などへ就労するための就労支援サービスのことでした。

身体障害、知的障害、精神障害、難病のある方を対象としており、利用期間は原則2年。料金は前年度の所得金額によって異なり、9割の方が無料で利用しているという非常に負担の少ない支援サービスです。

また、提供されるサービスや実績は各事業所によって異なり、参考までにチャレンジドアソウでは就職後定着率93.1%という業界トップクラスの実績を誇ります。

そして、ご利用の際には各自治体へのお手続きが必要ですが、まずは見学・資料請求をして就労移行支援事業所の雰囲気を掴むことが重要です。チャレンジドアソウでも、無料の見学を開催しておりますので、ご興味のある方はぜひお気軽にご相談くださいませ。