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Nさん【20代/精神障害/男性/事務補助】
Nさん【20代/精神障害/男性/事務補助】

Nさん【20代/精神障害/男性/事務補助】

統合失調症の症状が軽快し、チャレンジド・アソウ新大阪事業所に通所し始めたNさん。


挨拶や礼儀などはきっちりできていましたが、意識が好きな事に極端に傾く特性があり、生活のリズムや体調、清潔感のコントロールが崩れがちでした。

 

気持ちが乗らなくても、やらなければならない仕事はある。

仕事を優先的にした日々の過ごし方を考えていく。

 

通所を始めてから、たくさんの気づきを得たNさんの就職までの道のりをご紹介します。

 

 

触ったことがないけど、パソコンの仕事をしたい

 

カリキュラムについていけるか不安

通所開始直後はパソコン技能カリキュラムの受講に関して

「パソコンをやったことがないけど、初心者からでもわかるカリキュラムですか?」と不安げな様子も見られました。

 

新大阪事業所のパソコン技能カリキュラムを担当する社員は、パソコンインストラクターの経験があります。

 

テキストには載っていない簡単で便利な機能の説明で初めて学ぶ方にもわかりやすく解説することで人気があります。

 

カリキュラムを通し不安はなくなり、タイピング練習をしていくうちに「もっと学びたい」と意欲が出てきたのです。

 

通常のカリキュラムに加え、月に一度の資格取得を目指すセミナーにも意欲的に参加しPCスキルを伸ばすことに打ち込みました。

 

 

課題は「興味の偏り」からくる過集中、休んでしまうことも

 

意欲的な反面、自分でストップをかけられない特性が目立ち始めた時期がありました。

 

時間も忘れて好きなことに打ち込んでしまうことで、体に様々な影響が出ている事に気が付かなかったのです。

 

キズやケガにも注意がなく、化膿して医師から安静を命じられることもありました。

 

Nさんは時間や状況よりもやりたい作業などに過度に集中し、その後は極度の疲労で体調を崩してしまう「過集中」の特性がありました。

 

興味日常生活にも影響

Nさんの過集中が起きる原因としては、興味のあるもの・ないものへの意識の偏りが極端で、興味のあるものにはすべての意識を向け、逆に興味のないものには無頓着になり健康的な生活の維持ができなくなることにありました。

 

生活リズムや体調不良だけでなく、生活にかかる経費、身だしなみにも影響され、清潔感が感じられない様子も目立ち始めます。

 

過集中が起きた次の日は眠気が激しく、手の震え、目の疲れ、めまい、吐き気などに悩まされ、作業に取り組めず実習や通所日に休んでしまうこともありました。

 

 

過集中のサインと対策

Nさんの過集中のサインは、休憩時間に休憩を取らないという様子からわかりました。

 

社員との個人面談で対処ポイントを確認

「休憩時間は休憩をすること。質の良い仕事をするためにも、休憩時間はトレーニングから切り替えてしっかり休憩を取りましょう。」

と話しました。

 

Nさんの場合、フルタイムで週5日の勤務を希望されていたので、体力のコントロールは必須です。

 

 

休憩なしで作業を続けた場合と、休憩を取りながら作業に取り組んだ時の体力の差を実感することで、就職後のイメージを持つことが必要だったのです。

 

過集中のスイッチが入った時に、やることがないと「もっと作業がしたくて仕方がありません、何か作業させてもらえませんか?」と相談に来ることもありましたが,

 

社員からは「もっと作業したい時ほど休憩をしてください」と返答し、のめりこみたい気持ちをコントロールするよう促しました。

 

意識の切り替えポイントとして、何かに集中したい衝動に駆られた時に軽い散歩、手を洗う、目を閉じるなどの切り替え方法をいくつも試していき、

Nさんも自発的に意識を切り替えていく必要を感じ取るようになったのです。

 

実習と就職活動

 

実習中の様子

休憩・休息を取り入れるようになったNさんは、徐々にカリキュラムの受講にも落ち着きが見られるようになりました。

 

そこで実習の話が入り、作業系の実習をすることになったのです。

パソコンの作業を希望していたNさんですが、体を動かすことも好きという点もあり、挑戦することになりました。

 

実習での作業内容は、チラシ・クリアファイルの封入作業、段ボールの組み立て、シール貼りの他、

パソコン作業でのIDカード作成、スキャン作業などを担当され、どれも楽しいと話されました。

 

また、パソコンを使った作業では入力の速さを評価され、ここで働いてみたいというイメージが大きくなってきたのです。

 

しかし、時に実習の前日に遊びすぎて体調がよくない時も見られることから、

社員は実習期間にも何度も面談を重ね、慎重に就職に意識を向けていくことにしました。

 

実習先での就職決定

Nさんは二つ目の実習先で働きぶりが評価され、マッチングの末に就職が決まりました。

実習先では実習をしたからと言って必ず就職できるわけではありません。

 

企業が求人を募集しているかどうか、本人の希望、業務・条件面などのいくつかの点を社員を交えて考慮し、決定に至ります。

 

数々の条件をクリアしたNさんと社員が何度も確認したのは

働き始めたら、仕事優先で計画を立てるという意識をもつというものです。

時間だけでなく、収入面なども興味が優先にならないよう、気を付けるポイントも増えました。

 

Nさんは就職決定から3か月たった今、今やるべき仕事をしっかりとこなし、請求書などの書類も任されるようになりました。

 

今は「もっと早く成長したい」と話されていますが、働き続けるために必要な事を

定着支援の中で一緒に考えながら、応援していきたいです。

 

 

Nさんが通所されていた事業所

 

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