メイン画像へジャンプ
障害者の就労移行支援事業所チャレンジド・アソウ

メニュー

ホーム >  障害について知ろう >  うつ病とは
障害について知ろう
障害について知ろう

うつ病とは

ここからページの内容です

 

私たち人間は、日々の社会生活の中で様々な出来事に遭遇しています。

 

憂うつになったり、気分が落ち込んだりして過ごすこともあるでしょう。

そのような「憂うつ」「落ち込んだ気分」という暗い気分の症状は精神医学上で「抑うつ気分」と言います。

 

本来は暗くなった気持ちは時間が経つとともに回復に向かいますが、一日中気分が落ち込んだままで長期にわたり気分が回復せず、これまで通りの生活を送るのが難しい状態になるのが「うつ病」なのです。

 

うつ状態でみられる症状

うつ病と一言で表しても、その種類は多岐に渡ります。

うつに分類されるものは症状の現れ方や治療法によって異なります。

 

自分で鬱だと感じる症状

絶望感、憂うつな気分、落ち込んでいる、悲しい、空しい、不安、イライラする、集中力がない、好きだったことを楽しめない、行動を起こす力が出ない、眠れない、自責の念、マイナス思考、消えたい・死にたい気持ちになる、朝片が辛く日暮れにつれて軽快する「日内変動」 など

 

周りの人が気付く症状

暗い表情、涙もろくなる、反応が薄い・遅い、落ち着かない、飲酒が増える、休みがちになる など

 

体に出る症状

疲れやすくなる、不眠、睡眠過多、胃の不調、めまい、肩こり、頭痛など

 

 

うつ病の要因の分類

 

うつ病は複数の要因が考えられ、代表的なものには外因性、身体因性、内因性、性格環境因性、心因性と分けることがあります。

 

うつ病には人によって様々な原因がありますが、典型的なうつ病は内因性うつ病で、うつ状態が一定期間経過すると軽快するとされていますが、治った後も繰り返し再発することがあります。

 

増加する「非定型うつ」の特徴

うつ病は様々な分類が提唱されています。定型うつ病はメランコリー親和型うつ病、内因性うつ病のような典型的なうつ病の症状で、自分を責めたり自傷行為に至る傾向があります。

 

一方で、非定型うつは環境や状態によって調子が良くなったり悪くなったりするうつ病で、自分以外のものに攻撃的になる傾向があります。非定型うつは別名が複数あり、逃避型うつ、ディスチミア型うつがあり、またメディアの造語として新型うつなどが挙げられます。

 

個人で差がありますが、以下では非定型うつで見られる症状の一例を挙げていきます。

 

 

・いいことがあれば調子がよくなり、嫌なことや悪いことがあれば気分が落ち込む「気分性反応」がみられる。

・楽しい時の興味や喜びは喪失しない

・食欲の低下や不眠が見られず、一方で食欲の増加や過眠が見られる(逆自立神経症状)

・全身に疲労感や、体が鉛の様に重く感じる倦怠感(鉛様疲労感)がみられる

・自分には価値がない、悪いことをしているかもしれないといった自責の念はみられず、他罰的になる

・夕方~夜にかけて憂鬱になるなど、症状が出やすい

・漠然とした不安感や恐怖感にかられる

・褒め言葉が皮肉に聞こえるなど、人間関係において過敏に反応・感情的になる

・プライドや自己愛が強く、指摘されたり意に介しない事をさせられるのが耐え難い

 

など、様々な症状が見られます。非定型うつの人口は年々増えており、若い人を中心に100万人を超えているともいわれています。

 

現代の「団塊の世代」の人たちが若い頃には「定型うつ病」が流行っていたため、今の若い人たちの間で流行る「非定型うつ」は理解し難いこともあり、世代違いでの人間関係がうまくいかないことも、この病気の一つといえます。

 

 

非定型うつ病に対する誤解と理解

この病気の難点は、周りの人の理解を得難いことです。

 

職場や学校ではうつ状態で休んでいるのに対し、プライベートでは元気な様子の患者を見た周りの人は、仮病などを疑い、不信感や偏見の目を持つことが多いのです。

 

一方で、患者は環境に気分が左右されることで苦しみ、疲れ、困っているのです。

 

 

気が付きにくい「躁うつ」の特徴

うつ状態は落ち込んだりふさぎこんでしまい、活動的でないため破壊行為や迷惑行為に走ることはあまりありません。

しかし、躁うつ状態は一時的に活動的な状態になり、極端な行動に走ることがあるのです。

 

力なくふさぎ込んでいると思えば激しく怒り人を罵る発言をしたり、衝動買いや、時間を問わない迷惑行為、突然の仕事の再開、多弁、不眠や食欲などの躁状態になるのです。

 

躁うつ病はうつ状態と躁うつ状態を繰り返します。

 

躁うつ病の難しい所は、人によっては躁状態になるサイクルが年に数回など、長いスパンで見なければわからない場合もあり、周りの人も本人も躁状態の様子から「うつが治った」と思って安心してしまうのです。

 

 

うつ状態と躁うつ状態では処方される薬も違ってくる為、正確な診断をするためには躁・うつ両方の症状を記録するなど、周りの人が協力することで正確な診断に繋がります。

 

 

うつ病の人との接し方は

 

否定をせず受け入れる

周りの人がうつ病にかかると、「死にたい」「自傷行為をした」「薬・アルコールを大量摂取した」などの話を聞く場合があります。

これらは「しがみつき行為」と呼ばれ、自分が生きている実感を得るための行為です。

 

うつの人に対する接し方は「当事者の生き方における対処法を変えない事」が原則とされています。

 

例えば、休みたくないという人に「休むべき」、自傷行為や自殺行為をした人に「二度とやるな」、死にたいという人に「そんなこと言ってはいけない」といったような返答は避けるべきで、うつ病の人の考えや行動を否定する言葉を返さないことを意識することが大切です。

 

うつ病の人は、長期にわたり自分で自分を否定した末、それでも生きるために必死になっている心の様子を発言・行動で示しているため、相手の言葉を引き出すように受け入れていくと良いでしょう。

 

 

自分の意見を押し付けない

うつ病の人は思考が自己否定的な状態になっていることが多く、どんな話を聞いても「自分はダメだ」というように思考回路が否定的な考えになり、非常に疲れている状態です。

 

うつ状態は自己否定の考えで自分を断崖絶壁に追い込んでいます。そこに、他人の意見を押し付けると足場ごと崩れてしまうのです。

 

「みんな同じだよ」「落ち込んでいられないよ」「そういう考えはやめた方がいい」など、意見を強要せず優しく受け止めることが大切です。

 

 

また「頑張れ」という言葉を言ってはいけないことは多く知られていますが、これはうつ病の人にとっては崖っぷちにいる所で背中を押されているのと同じ感覚なのです。

 

頑張れと言われたうつ病の人からは「今でもこんなに頑張って生きているのに」、「もうこれ以上頑張れない」、「どう頑張ったらいいんだ」というような反応があるように、一見は元気づけたい言葉にも捉えられますが、うつ病の人には「頑張りなさい」という意見を押し付けているので注意が必要です。

 

 

うつ病で病院での診察を考えた時

 

病院の選び方

うつ病の疑いがあり、病院での受診を考えている場合は精神科に行くと良いでしょう。

 

最近はメンタルクリニックなどの名目にされている場合もあります。

 

また、心療内科や神経内科は、内科などを中心にしている医師が心の不調も受け付けているという場合が多いため、精神面を中心に受け付けている精神保健指定医が在籍している精神科で受診することをお勧めします。

 

病院に行く行くタイミング

生活に支障が出る程度の落ち込みやイライラ、意欲の低下、心理的な違和感などが続く場合は精神科病院を受診することをお勧めします。

 

症状が続いて受診を考える目安は2週間とされています。心と体は連動しているため、心理的な負担は体に現れます。

 

うつ状態の自覚がないまま耳鳴りや胃痛、不眠など様々な変化が体に現れ仕事や学校に行けなくなり、病院で受診した際に心理的要因が判明されることもあります。「こんなことで受診なんて」と思いとどまるより、深刻化する前に専門家に相談することが大切なのです。

 

 

うつ病から社会復帰・就職へ

 

社会復帰を焦らない事

うつ病はうつ病になるまでの時間より、回復する時間の方が何倍も時間がかかると言われています。

厚生労働省の発表ではうつ病の再発率は60%となっており、再発を繰り返すと再発率はさらに高くなっていきます。

 

「お金がない」「仕事をしていないのが情けない」と焦りの理由は人それぞれですが、うつ病は「これ以上続けるのは危険」と体が発しているサインなのです。

 

うつ病と診断されたらまずはしっかりと療養し、徐々に社会に復帰するための訓練やリハビリを経て、短時間勤務や障害者枠などで調子の波を調節できる環境のもとで社会復帰することが大切です。

 

再発を防ぐには本人が社会復帰を焦らないこと、周りの人も休業中に安心できる環境を作っていくことが復帰への近道なのです。

 

 

サポートを受けて就職しよう

うつ病の症状が安定してきて社会復帰を目指すものの、復学や就労には至らない、という人もいるでしょう。

 

このような場合は、社会復帰に向けて必要なスキルを身に着ける支援機関を利用することをお勧めします。

 

支援機関の就労移行支援事業所では診察、服薬、体調管理といった生活面も視野に入れ、働くためのビジネススキルやコミュニケーションの取り方などを練習して、就職に繋ぐことができます。

 

就労移行支援事業所は就職だけでなく、就職後の職場定着もサポートしてくれます。

定着支援のある・なしでは、就職後の職場定着率が約22%も差があるといわれています。

 

うつ病の人が社会復帰や継続した就労をするためには、支援機関や相談相手がいることがとても重要なのです。

 

 

 

 

関連する記事へのリンク

>障害のある方の就職を支援する就労移行支援とは

>就労移行支援を利用し就職した方の声

資料請求・お問い合わせ

アソウ・ヒューマニーセンター運営サイト

Copyright © Challenged aso. All Rights Reserved.

ページトップへ戻る
ページトップへ戻る

Copyright © Challenged aso. All Rights Reserved.