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アスペルガー症候群とは

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アスペルガー症候群は、脳の機能障害で広汎性発達障害「自閉症スペクトラム障害(ASD)」とほぼ同じ群であり、言語や知的な障害は伴いませんが、特徴の現れ方によっては社会への関心や対人関係といった面で特異性が見られます。

 

人の気持ちを汲み取ることが苦手だったり、こだわりの強さといった特徴からインターネットなどで知名度が上がっているアスペルガー症候群。人口比率では現在100人に1人の割合とされていますがその診断は難しく、特徴だけでは的確な診断ができないことが実情です。

 

アスペルガー症候群の特徴による社会的障壁

 

アスペルガー症候群の特徴は一見しただけではわかりづらく、軽度であれば気が付かずに過ごしている人もいるように、程度には差がありますがその特徴から日常生活・社会生活を過ごす上で障害が生じることが多くあります。

 

特に人間関係においては困難が多く「その場の空気」や「暗黙の了解」を感じる取ることが苦手で、感じたままの率直な発言をしてしまい、悪気がなくても周りから辛辣な評価が下されることがあります。そのことから、アスペルガー症候群の人は孤独感、劣等感、疎外感を抱きがちです。

 

以下では、対人関係と仕事関係でよくみられる具体的な例を紹介します。

 

 

コミュニケーションに関する障害

極端な判断と集中力

人や物事に対する興味が極端であるとされています。白か黒の二者択一的思考は融通が利くものでなく、グレーゾーンがありません。好きなことには隣で何が起きても気に止めず集中する「過集中」になり、集中が切れた後は激しい脱力に襲われることがあります。

 

アスペルガー症候群の特徴として、人との距離感が近すぎる人もいれば人と接する必要を感じない人もいます。誰にでも一人になりたい時はありますが、アスペルガー症候群の人の中には、対人関係を持つ必要性を感じない人もいます。

 

また、やりたくない事に対しては「やりたくないことをやらなければならない」ということに納得できず集中できません。そのことで姿勢が悪くなったり、貧乏ゆすりやあくび、一方的に自分の話を始めるといった態度にも表れ、周りに不快な思いをさせてしまうこともあります。

 

親しくなりたい気持ちがない

アルペルガー症候群の特徴として、人との距離感が近すぎる人もいれば人と接する必要を感じない人もいます。誰にでも一人になりたい時はありますが、アスペルガー症候群の人の中には、対人関係を持つ必要性を感じない人もいます。
 

子供~学生時代では対人関係を持たずに問題なく過ごすことができても、大人になり社会に出た時に職場での人間関係やコミュニケーションの面が障害となるケースは非常に多いです。

 

限られる環境

アスペルガー症候群の人は感覚の過敏さから、環境によって発揮される能力が大幅に違います。室内での光、人の会話が飛び交うようなにぎやかな場、音を発する物、肌に触れる物の感触など、苦手なものが多く環境が制限されるものが多いとされています。

 

想像性に関する障害

 

人の気持ちを想像する

親しくない人や目上の人に対して「太ってますね」「面白くない」というように、言われた相手がどう思うかよりも見たまま思ったことを伝えることで相手を怒らせてしまう傾向があります。悲しんでいたり困っている人に対して笑顔で話しかけてしまい、怒られたり軽薄な人という印象を与えてしまう例もあります。
 

また「お風呂のお湯を見てきて」と言われた際にも言葉の通りに見てくるものの、湯船に溢れるお湯を止めるという行動に思考が繋がらないといった例もあり、周りとの認知の歪みが原因で会話がスムーズに進まないことがあります。

 

人との距離感がつかめない

対人関係において「人付き合いが苦手」、「コミュニケーションが苦手」というアスペルガー症候群の人は、他人との距離感がわからないということが原因といえます。「この人は自分のことをわかってくれる」と感じた人には、出会ったばかりで信頼関係を築いていない相手にも馴れ馴れしく接したり、相手のコンプレックスをいじってトラブルに発展することもあります。
 

また、物理的な距離感の面では、アスペルガー症候群の人とそうでない人では「これ以上近づいたら不快に思う」という距離が違い、アスペルガー症候群の人は人と接する時の距離が近い傾向があります。

 

場の空気や話の流れを読む

例えば急な予定が変更になり、仕事の進め方を変えなくてはならなくなった際などに、その時の状況を受け入れられないといった場合があります。

 

その場の雰囲気やルールの面で、相手の言葉に耳を傾けることができず、不安を感じて大きな声を出すなど、関係性が悪くなり悩みに繋がります。

雑談のようなちょっとした会話の流れを読むことも苦手で、周りの人と全く違う話題を切り出すなど、ペースを合わせることが難しいとされています。

 

独自のルール(こだわりの強さ)

アスペルガー症候群には、自分の中で作られた独自のルールに従って行動する傾向があります。自身の中で生成されたルールにより行動がパターン化されているため、急な変更があった場合などに柔軟に対応することが難しいとされています。

 

特定の場所に向かう為の順路や物を食べる時の順番など、細かな面にこだわりがありますが、本人からすると、逆に決まりがない事に対してストレスを感じるのです。性格により異なりますが、発達障害の人はそのこだわりから一連の作業を繰り返し行うルーティンワークや研究職といった分野で活躍できる事があります。

 

社会性に対する障害

 

仕事が長続きしづらい

大人の発達障害の人には、入社後に教えられる多くの業務に混乱しパニックを起こし、ストレスも一気に溜まって疲れ果て、数日間で仕事を辞める・解雇されるケースが非常に多いとされています。

 

また、知的な遅れがないことから高学歴の人も多く、再就職には問題ありませんが、同僚や上司といった人間関係・時間・金銭・私物の管理・感情のコントロールがうまくいかず孤立してしまうことがあります。普段から周りの人に相談する習慣を持つことが社会で過ごす上で重要となります。

 

仕事の得意と不得意の差

興味や関心のあるものが極端なように、仕事の面でも得意・不得意の差が大きいとされています。向いている仕事に就いた際は驚異的な才能や集中力を発揮し、高い評価を得ることもあります。

 

時間がかかっても仕事に就くまでに自分が好きなこと、得意なこと・苦手なこと、配慮してほしいこと、仕事に活かせることなどを明確にして、就職先に伝えられるようにまとめるといった自己理解が大切です。

 

マルチタスクがこなせない

アスペルガー症候群の特徴として、複数の作業(マルチタスク)を同時にこなすことが難しいとされています。例えば、電話に出るとした時に「聞く」作業と、要件を「メモする」という作業を同時にこなすことが難しく、通話終了時に引き継ぎや伝言ができないというケースも珍しくありません。また、事務作業に集中して来客に気が付かないなど、複数の事に意識が必要な仕事は不向きとされています。

 

アスペルガーに悩んだら

 

昨今の日本の企業ではマルチタスクをこなし、コミュニケーションも問題なくとることができる人物を求められているため、生きづらさを感じるアスペルガー症候群の人も多いです。

 

「もしかしたら、自分はアスペルガー症候群かもしれない」と感じた人は、インターネットや書物で調べるのも良いですが、二次障害でのうつ病や、他の発達障害を併発している可能性もあるため、自己判断せずに専門機関で診てもらうことをお勧めします。

(ただし子供と成人では医療機関の分野が異なる場合があります。)

 

アスペルガー症候群の人が社会で過ごす上で重要となるのが「相談する」ということです。

 

医療機関や支援機関で行われている「社会的技能」を身に着けるための訓練を受けることで、話し方・考え方といったコミュニケーション、聞き取り・書き取り、生活リズムの調整といった社会生活で必要なことを身に着けることができます。

支援機関には「発達障害者支援センター」や「就労移行支援事業所」の利用がおすすめです。

 

専門的な相談相手を持つことで、日常生活での困りごとへの対処法や、身に着けるべきスキルを様々な角度から学び、養うことで得意分野を活かした自分の在り方が見えてきます。

 

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