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チャレンジド・アソウ大阪事業所 クリスマス会の軌跡

チャレンジド・アソウ大阪事業所 クリスマス会の軌跡

12月17日、チャレンジド・アソウ大阪にてクリスマス会を実施しました

クリスマスの絵

CA大阪で年に数回行われているイベントが「チャレアソ・サタデー(チャレアソ・サンデー)」。

休日に、訓練生の余暇の充実と卒業生との交流を目的に開催されています。これまで花見や映画会などを行ってきました。

今回実施したのはクリスマス会。土曜日のお昼時に事業所内で開催されました。

イベントの企画・進行を主に担ったのは訓練生。

訓練科目「模擬就労」の中で企画室が立ち上がり、メンバー同士が話し合ったり準備作業をしたりしながら、開催までこぎつけたのです。

今回は企画室メンバーの声を交えながら、クリスマス会実施までの模様をレポートします。

企画室の足跡

最初に、クリスマス会当日までの企画や準備にまつわることをメンバーの一人に聞きました。

クリスマス会の企画はいつ頃立ち上がりましたか?
10月です。まずはチャレアソ・サタデーでどんなイベントをするか考え始めました。

いくつか案が出たのですが、その1つがクリスマス会です。10月中旬にクリスマス会の開催が正式に決まりました。

その後はどのようにして準備を進めましたか?
企画の話し合いの様子
まず取り掛かったのが、クリスマス会の案内チラシ制作と送付状づくりです。
送付状は、卒業生に開催案内を送る時に沿えました。

私が担当したのはチラシ制作です。1人がチラシの文章を考え、もう1人が紙面に載せるクリスマスの画像やイラストを探して、互いに役割分担しながら進めました。

こうした合同作業は初めてでしたが、どの画像を使うか考えて選ぶのは楽しかったです。

予定より早く完成したので、送付状づくりも手伝いました。どういう文章にするか考えるのは勉強になりました。

クリスマス会の中身はいつ頃から考え始めましたか?
12月に入ってからです。ぎりぎりになってしまいました。

当日のプログラムを考えるグループと、食事メニューを考えるグループに分かれて準備を進めました。

プログラムについては、皆が楽しめるゲームをインターネットで検索して案出しをしました。
ルールが分かりやすいものや、準備できそうなものをピックアップしました。

食事については予算が限られているので、メニューを決めるのに苦労しました。

人数分行きわたらないといけないので……。去年のクリスマス会のメニューも聞いたりしながら、進めました。

最後には社員の皆様に助けていただきました。


このように、訓練生の皆さんは協力しながら準備を進めました。こうした話し合いや業務を行う中で欠かせないのがリーダーです。

リーダーとなった訓練生にもインタビューし、本音を聞いてみました。

リーダーとして苦労した点
話を引き出すのと、意見をどうまとめていくかで苦労しました。スケジュール管理など、スタッフの方に助けていただきながら進めました。

リーダーとしてできたことや、うまくいったこと
実習の際に使用したシートをヒントにして、企画の進捗管理シートをつくれたことです。

迎えたクリスマス会本番

12月17日。企画室メンバーは開始時刻より30分以上前に集まり、当日準備を始めました。そして続々と訓練生が入室。卒業生の懐かしい声もドアから聞こえてきます。久しぶりの再会に喜ぶ訓練生。賑わいが増してきます。イラストが得意な訓練生はホワイトボードにクリスマスの絵を大きく描き、ムードあふれる訓練室となりました。

10時になり、クリスマス会スタート!
司会担当の訓練生は、明るく大きな声で場を盛り上げます。

最初のプログラムは「絵しりとり」
絵しりとり真っ最中

グループごとにホワイトボードに順番に絵を描いて、しりとりをしていきます。例えば「雪だるま」→「マント」→「跳び箱」……というように。

個性的なイラストが次から次へと連なっていきますが、何を描こうか悩みながらペンを握る人も。グループのメンバーはホワイトボードに注目して、その行方を見守りました。

次のプログラムは「連想ゲーム」
引き続き、ホワイトボードを使用してグループ対抗で争います。「あついもの」「野菜」などのテーマで、思い浮かぶものを順番に書いていきます。

皆さん、実に多くのものを連想していきました。でも、同じものを書いたらアウトです。1つでも多く書こうと、皆さん必死でした。

午前中最後のプログラムは「うまい棒ソムリエ」
うまい棒ソムリエ味見中
目隠しをした状態でうまい棒を口にして、その味を当てるゲームです。1回目は6人中4人が「コーンポタージュ味」と答えたのに、残念ながら不正解。

「チーズ味」と答えて正解できたのはひとりだけでした。でも2回目は5人が正解。

皆さん、味覚には敏感のようでした。

そうこうしているうちに、昼休憩に入りました。うまい棒だけではお腹がふくれないので、ピザやチキンなどをいただきます。

いつも以上に会話を楽しみながら、美味しいものを頬張る訓練生と卒業生。あちこちで笑い声が聞こえてきたのは印象的でした。

午後は「早押しクイズ」からスタート
司会は男性2人にバトンタッチ。難問奇問が次々と出題されますが、あちらこちらから素早く手が挙がります!
知識の豊富さに、社員一同驚きの連続でした。

続いてのプログラムは「玉入れ」
これまでよりも体を動かします。新聞紙で丸めた球を投げる人、トレイで玉を受け取る人、双方のチームワークが大切になってきます。ドタバタドタバタと皆動き回りました。

そして最後のゲームは「ジェンガ」
玉入れとは違い、指先だけを使って神経を集中させるゲームです。一人ずつ順番に、ブロックを抜いて積んでいきます。ブロックが崩れないよう、皆さん緊張の眼差し。積まれたブロックの塔を目の前にした皆さんの反応や表情が、一人一人異なるのが面白いです。沈黙が続いたり、ワッと盛り上がったりしながら、順番がめぐっていきました。

締めは定番の「プレゼント交換」
限られた予算の中で、皆さん工夫してプレゼントを買っていました。ラッピングもばっちりです。最後に円陣になったまま、一人一人が本日の感想を述べていきます。どの方からも喜びの声が聞かれたのは、嬉しい限りでした。一人一人が主役になり、クリスマス会はお開きとなりました。

当日をふりかえって

後日、クリスマス会当日のことをリーダーに語っていただきました。

当日をふりかえってみて苦労した点
模擬就労の時間に参加する訓練生にバラつきがあり、企画室のメンバーで決めかねる部分もあり、段取りが社員頼りになってしまいました。

当日うまくいったこと
考えたクイズが、参加者の方が解けるかどうかの難易度が高すぎないか不安でしたが、思いのほか手が挙がって盛り上がったので、特に楽しんでいただけたように感じています。

楽しかったこと・その他感想
絵しりとりの順番決めの様子

成果として『楽しかった』『また参加したい』と言ってもらえたことがうれしかったです。盛況だったのでよかったです。自分ひとりで実行したものではないので、企画・実行に関わってくださった皆さん本当にありがとうございました。

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